集団的自衛権行使と夏至図
7月1日、臨時閣議で、集団的自衛権行使が限定容認されました
しかも、与党協議による密室での強硬閣議決定は
野党や国民の反対を無視したものでした
特定秘密保護法と同様に、立憲主義が破壊され
何とも卑怯で性急な展開に納得いかない感じがいたします
この決定により、戦争をしないという国から
場合によっては戦争をするかもしれない国になってしまいました
韓国や中国が日本に対して挑発的な行動をとり続けていますから
安倍内閣としては、集団的自衛権を行使したいような感じが否めません
今年の夏至図をみたところ
太陽が防衛や軍事を表す6ハウスに入っていました
今後、国防に焦点が置かれる配置です
また、ASCに冥王星、3ハウスに天王星、9ハウスには
火星によるカーディナルスクエアも形成されています
過去に冥王星と天王星のスクエアに配置が形成された時期には
第一次&第二次世界大戦が起こりました
今回の夏至図には、そこに攻撃力や戦闘力を表す火星が加わっていますから
国家間を揺さぶる出来事が起こる可能性もでてきます
しかもASCが冥王星ですから、国家としては引かない意思が見えます
この憲法強硬決定により、国の機運が国防だけではなく軍事よりに傾いていきます
さらに、9ハウスは海外を意味しますから
世界中で親日ではない中国や韓国との関係は、これまで以上にこじれていくことになりそうです。
ここで安倍首相の集団的自衛権決定に対するコメントは、
「行使容認は限定的だと強調し、抑止力によって
日本が戦争に巻き込まれるおそれは一層なくなっていくと」と語っています
今回の与党による単独決定では
戦争体験者に十分な説明もなく、彼らと家族のプライドが踏みにじり
戦争をしない日本人の誇りを奪うような決定でした
重要なことは、見せかけの抑止力や強さには
国民の賛同や覚悟が伴わっていませんから
世界に対して本当に抑止力になるのかどうかわからないものです
それよりも、世界が憧れる日本の技術力を
さらに政府がバックアップしていくことが大切です
日本人一人一人のモラルが世界を感動させていること
日本人は信用できる国民として世界で認識されていることを
教育していくことも大切ではないでしょうか
今後、実際の法改正に至るには
今年12月に土星が射手座に入り、山羊座を経由して
水瓶座に入る2020年あたりまでには
何らかの新しい日本の骨組みができているはずです。
その頃までには、日本人の精神的な指針となるような政策を実現して欲しいものです。
今日は、何だか熱く語ってしまいました。