水瓶座冥王星時代到来! これからの風の時代に必要なこと

冥王星の影響と役割

こんにちは ビジネス専門の占い師、神保町・フミコです。

 

いよいよ、2023年3/24、 冥王星が水瓶座に移動しました。

冥王星は、2008年11/27に山羊座に入り

16年間の山羊座滞在を終えて水瓶座へと移動し

その後、2044年1/19までの約21年を水瓶座に滞在します。

 

【2023年風の時代が本格化】世界が大きく変わる!激動の時代と星の動き

でも書きましたが、2023年から激動の時代が始まります。

 

冥王星は、太陽系の最も外側にあり

銀河系と太陽系の境界線に位置しますから

未知の価値観を、太陽系に持ち込みます。

 

そして、冥王星から海王星、天王星、土星を経由して

その価値を社会に浸透させていくのです。

 

個人は、冥王星の影響を無意識に受け取っているので

気付きづらいのですが

失業、離婚、ケガ、事故など大きな出来事を通して

底力を目覚めさせることで、その価値観を根底から書き換えさせられます。

 

冥王星は、「死と再生」の天体ですから

普通の積極性を発揮するだけでは足りません。

安全装置が外れた状態になりますから、とことん極限までいきます。

 

価値観を変えさせるために、プレッシャーを与え

状況を極限状態にまで追い詰めるため

「冥王星怖い」と言われるのです。

山羊座冥王星と水瓶座冥王星の違い

「そう言われても、どうなっていくの?今までと何が違うの?」

と思う読者も多いことでしょう。

2023年から本格的に風の時代が始まると言われていますが

2023年~2024年の間、冥王星は山羊座と水瓶座の間を行き来します。

 

社会的なインパクトを与えるような、大きな出来事が起こるとすれば

山羊座冥王星の時かもしれません。

山羊座冥王星時代の特徴

山羊座の支配星は、土星ですから

「今ここ」という目の前の現実に意識を集中させる(制約)によって

社会の秩序を保ちます。

ローカルルールや規制、既得権を作ることで

社会の安定だけでなく、社会的権威や安全、確実性を

保証するのです。

個人の自由や矛盾よりも、組織や会社、社会の安定が大事ということです。

 

ですから、それらが安定してる状態を破壊されて困るのは

山羊座的なもので

その価値を書き換えるのが、冥王星の役割です。

 

事件や事故、災害というスケールで、山羊座冥王星が威力を発揮し

安定していたものを内部から破壊していくのです

 

故に、冥王星が山羊座に入る前に

リーマンショックのような世界的な金融危機が起こり

その後、何度も経済危機がありました。

 

2020年には、世界的にコロナ禍が発生し

2021年3月、アルケゴス・キャピタルが破綻した時は

ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーも

同じような取引を行っていたため

この2社が破綻する可能性もあったのです。

 

2022年、ロシアのウクライナ侵攻以に続き

2023年、SVB(シリコンバレー銀行)の破綻から

クレディ・スイス破綻へ波及してもおかしくない状況でしたが

UBSによる救済で逃れたのです。

 

ですが、金利上昇により金融情勢も変化してきているので

今後、貸出先が破綻することもありえます。

 

2023年・2024年の山羊座冥王星時代は

社会的に衝撃のある出来事が起こるかもしれません。

水瓶座冥王星の特徴

水瓶座の支配星は、天王星で

山羊座の支配星である土星に対して変革をもたらします。

 

社会や状況に対する矛盾や同調を飲み込んで

現実として順応しようとする山羊座的な姿勢に対して、意を唱えます。

 

ローカルルールに従うより、もっと別のより良い秩序考え出すことで

矛盾した状況や同調から自由になり、空間の制約から解き放ち

自由な意識を浸透させていきます。

 

ですから、水瓶座冥王星時代になると

一般的な価値観から離れた、独自の枠外の価値観からスタートするので

山羊座冥王星によって解体されたものを散らす、離してしまう可能性があります。

 

既存の社会秩序が意味をなさなくなってくるのです。

自己判断、自己責任の場が多くなり

所属することで得られる安心や安定は、なくなってきますから

不安になる人もでてくるでしょう。

個人の運勢

衝撃度:山羊座>水瓶座

個人の運勢(太陽や月星座)で見た場合には

山羊座冥王星からスクエアやコンジャンクションなど

アスペクトを受けた人(山羊座・蟹座・天秤座・牡羊座)よりも

水瓶座冥王星の方が、衝撃が少ない可能性があります。

 

特に、山羊座冥王星とオポジションとなった蟹座は

立場や関係性を守ろう、すがろうとするほど失ったはずです。

離れる、手放さねばならないものにすがるよりも

手放すことで、得られるものに目を向ければ

苦しむ不毛な時間は減ったはずです。

水瓶座冥王星の影響をうける星座

水瓶座   :コンジャンクション
獅子座   :オポジション
蠍座・牡牛座:スクエア

2023年以降、水瓶座冥王星の影響を強く受けるサインは

水瓶座・獅子座・蠍座・牡牛座に太陽や月を持つ人です。

 

これらのサインは、自分の安心、思い、気持ち、考え方が

1つしかないかのようにこだわるので

人の話を聞いていない、聞かないことが多く

自分を曲げられず、良い意味でも悪い意味でも動じません。

 

これらのサインは、2020年から水瓶座土星により

頭を押さえつけられるような、自分の思い通りにいかない経験を

させられてきた人も多かったことでしょう。

 

ですが、冥王星は「極限状態」「0か100」を迫りますから

頑固さが出て自分を曲げられないと

これらのサインが持つ価値観に対して

冥王星が矯正のような形で影響してきます。

 

結果的に、自分のこだわりを手放すしかなくなりますが

乗り越えられるか、乗り越えられないかで、人生が大きく変わります。

 

2023WBC(侍ジャパン)選手から土星・冥王星体験を学ぶ

の中の、ヌートバー選手の冥王星「破壊と再生」体験が事例です。

水瓶座の場合

太陽や月が水瓶座の人は

自分のキャラクターに、冥王星が直接乗ってくる(コンジャクション)ので

冥王星を「味方につけられるか、敵にするか」で

今後20年の水瓶座時代の過ごし方が変わってきます。

 

タイトにコンジャンクションとして、重なるのは3年ぐらいですが

プレッシャーに感じるような出来事を、体験させられます。

人によっては、逆行の影響も含めて長期間

影響を受けたりすることもあります。

 

水瓶座太陽ならば「主体的になれるかどうか」が、カギとなり

思うだけでなく、行動すること、できることに

積極的に取り組むことが大事です。

 

水瓶座月の場合には「気持ちが極端にマイナス方向に向かう」ので

ぶれないように鍛えないと、自分の存在を失いたくなるので

注意が必要です。

蠍座・牡牛座の場合

スクエアになる蠍座・牡牛座の人は

自我が強いサインですから、コントロールすることを求められるでしょう。

自分の理想と現実にどう対応するか

自分の中の矛盾を自覚して、バランスを考える必要があります。

 

たとえば

牡牛座と水瓶座の場合

牡牛座は感覚を楽しむために贅沢があり、そのために安定を求めますが

水瓶座は、結果より変化が目的となりますから

安定や贅沢というこだわりに対して、変化を求められるでしょう。

 

また、蠍座と水瓶座の場合には

蠍座は対象との一体化(束縛)を望み、水瓶座は個人の自由を求めます。

他人には一体化(束縛)を求めるけれど、相手がそうすると離れたくなったり

相手が離れていくこともあるでしょう。

 

総じて、牡牛座や獅子座の場合には

人生や人間関係において、矛盾が生じやすくなりますので

何かの道を追求したり、勉強や仕事に使うことで

レバレッジが効いた効果を期待できます。

獅子座の人の場合

オポジションとなる獅子座の人は、頑張り屋さんが多く

目的を達成して認められたいサインですが

行き詰った時には、どうすれば良いかを考えられず

挫折や逃避しがちです。

 

「自分の頑固さを知らされる」柔軟性や客観性を求められるような

体験をさせられることになるでしょう。

 

ですが、自分の考え方の偏りがわかるようになると

物事の本質を見抜き「客観的に考える力」が使えるようになるので

もともと成功しやすいこともあり、賞賛される、周りから一目置かれる

ような結果が待っているでしょう。

これからの風の時代に必要なこと

水瓶座冥王星時代には、自由・博愛・友情がテーマとなります。

「今ここ」という空間から解放されて

どこにいようが、何をしようが、意識が共感や共鳴すれば

どこでも、誰とでも仲間になれる共時性的な生き方が求められます。

 

そんな社会で生きていくためには

「情報収集力と知性の使い方」が大事になります。

社会は縦から横社会へと変化

社会は

山羊座時代の、年齢、男女、権力という序列からなる縦社会から

水瓶座時代の、同じビジョンや目標を持つ人と繋がる横社会へと

変化していきます。

 

趣味や仕事も、インターネットの仮想空間を通じて

いつでも、誰とでも繋がれる社会ですが

一人ひとりが独力で立つ力を持っていないと

対等な立場で付き合うことはできません。

 

自分の得意や技術、知性を武器にして

生きていく必要があるということです。

 

そのためには

「何が自分の個性なのか」「どんな知性を持ち」

「何が得意なのか」など

自分をよく知る、自分のスペシャリストでないと

自分の強みを個性として最大限発揮しづらく

自信がなかったり、搾取されるだけで終わってしまいます。

 

あなたが自分の個性を理解したうえで

「できること・できないこと」を見極めてこそ

平等な人間関係を築け、人と共存する楽しさを実感できるでしょう。

情報格差が貧富を作る

私たちは、SNS全盛の情報化社会の中に生きていますが

情報過多故に、どんな情報に触れるかによって、人生が違ってきます。

 

例えば

情報弱者はアンテナが弱すぎるために

「安い」「カンタンにできる」というノウハウに流され

表面的なものばかりに価値を感じやすいので

自分の目的に対してブレた行動をとっていることが多いです。

だから、誤解されたり、人生で躓きやすいです。

 

一方、情報強者になれば

自分の目的に対して優先順位をしっかり決めていて

「どう行動するのがベストか」を理解しています。

 

「情報嗅覚」がすごいので

「これをやったらいいんでしょ」というのがわかっていて

いい選択肢を取り続けることができます。

何をやっても要領よく、うまくいくのです。

 

この嗅覚は、風の時代を生きていくためには

必要な「ビジネス感覚」です。

 

情報弱者と情報強者の差というのは

「目的に対してどう行動するのが最善か?」

が分かっているかどうかということです。

まとめ

これからの風の時代に必要なことは

・自分の個性を知り、自分のスペシャリストになる
・情報強者になるための知性の使い方

だと考えています。

この2つがあれば

「できること・できないこと」がハッキリしているので

自分軸が出来上がります。

 

すると、自分と他人を比較することなく、人生が楽になり

勝手に、他人が良い評価をしてくれるので

自分の周りに人が集まってきて、人間関係も良好となり

豊かになり、人生が楽しくなってきますよ。

 

おしまい

 

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仕事専門占い師

神保町・フミコ

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