双子座太陽と水星が、魚座海王星、射手座木星と共にTスクエア(凶角)
木星が、射手座21度で逆行中
太陽と水星が、海王星によって犠牲を強いられ、木星が煽り、事件になったのでしょう。
また、木星が逆行中の為、世の中全体的に、後ろ向きで、ネガティブな思考に陥りやすい時期です。
犯人は、自分の生い立ちを哀れみ、世間を恨み、拡大殺人を選択したのでしょう。
双子座水星と木星に、射手座火星がオポジション(凶角)
双子座太陽に、射手座冥王星がオポジション(凶角)
木星は、射手座22度。
冥王星と木星に煽られた火星は、無茶を承知で、できるだけ多くの人を犠牲にしようとします。
ですから限界まで水星を攻撃するとも読めます。
木星の22度は、自分が望むところに向かうという意味から
犯人は、「エリートである学生を傷つける」という目的を果たしました。
双子座太陽、金星、水星に魚座天王星がスクエア(凶角)
獅子座火星と月に、水瓶座海王星がオポジションン(凶角)
木星が射手座21度で逆行中
月が火星からの攻撃だけでなく、海王星による犠牲も強いられます。
また、水星、金星、太陽は、天王星によって「まさかこんなことが、、、」というような
厳しい体験させられます。
川崎殺傷事件同様に、木星は逆行中の為、世の中的に前向きになれず、ネガティブなエネルギーに偏りがち。
犯人は、自分の生い立ちを哀れみ、世間を恨み、拡大殺人を選択したようです。
3つの通り魔事件には、共通点がありました。
犯行時期は、いずれも双子座の季節である6月。
双子座の支配星は水星で、水星は、7歳~15才までの子供を意味します。
犯人からしたら、自分よりも弱い子供をターゲットにしやすいということです。
親の宝、国の宝を道ずれにするとは、、許せない行為です!!!
6月は、水星や金星が双子座に入るので、射手座か魚座にいる天体によって
攻撃されやすい季節でもあります。
たとえば、
射手座は火のサインで、支配星は木星。
目的に向かって燃え上がりやすく、精神性や思想性を意味します。
一方、魚座は、水のサインですから、感情が衝動的な行動へとつながりやすいです。
また、行動の優劣、善悪の判断基準、白黒はっきりさせることが苦手なので
自分と他人の境界線なく、他人を巻きこみます。
もう少し具体的に読んでいくと
① 太陽と水星は、双子座に入っている
② 水星もしくは、太陽は海王星、冥王星からプレッシャーをかけられています。
③ 木星がいずれも21度か22度で逆行中
6月は、太陽が双子座に入る季節で、気温の変化も激しく、体温調整が難しいこともあり
心身ともに疲弊しやすい時でもあります。
また、双子座は柔軟サインと呼ばれて、季節の変わり目に順応し、調整する時期なので、、、
「自分の弱点や解決すべきテーマ」が、現実生活に出てきやすい時でもあります。
支配星である水星は、自律神経を司さどるので、あれこれ考えすぎると
血液が溜まり、脳がむくんで鬱になりやすい傾向があります。
ですから、季節の変わり目で体調管理ができていないと
ネガティブになりやすく、小さな出来事で傷つき、自分の無力さを感じ被害者意識もでてきやすいです。
海王星、天王星、冥王星といった天体は、トランスサタニアンと言われる外惑星です。
この外惑星は、個人天体である太陽(意志と目的)月(気持ちや情緒)、水星(考え方)
金星(自己価値)、火星(怒りと行動)を通して、そのパワーを発揮します。
それが、凶相のアスペクトをとると、ネガティブな力を発揮して
私たちの思考、人生にダメージを与え、時に破壊するような影響力があります。
海王星は、形を無くして溶解させる「境界線を曖昧にします」。
ですから、失望、混乱、不信感、罪悪感、喪失、犠牲者などを引き起こします。
そんな海王星が、水星が意味する「考え方やコミュニケーションの取り方
外部との関係性」にネガティブに関わってくると
被害妄想的な思考になりがちで、自分は犠牲者だという被害者意識
他人は自分を必要としていない、他人は自分を傷つけるという妄想にまで発展しがちです。
ここで、自分の本音を言える家族や、友人、第三者がいれば
考えを正してもらえて、現実に目を向けられるのですが
それがない犯人たちは、自分の作った妄想劇場の中で、考えを正せぬまま
生贄を求めるかのごとく、連続殺人犯になり、他人を犠牲者にします。
天王星は、時代に必要な意識を引き出し、新たな価値観を作るために
現状を改革しますが、それは急に起こります。
また、互いの悪い性質を強調するので、凶相だと
「まさかこんなことが。。。」というような、厳しいサプライズを与えてきます。
一方、冥王星は、「破壊と再生」がテーマの天体で
自分の中の「恐れや不安」といった闇の部分を現実に再現します。
ですから、自分の中にあるトラウマや古傷をえぐられ、自分の存在価値が大きく揺さぶられるのです。
同じようなエネルギーが、私たちに平等に降り注いでいても
個人の持つ天体配置によって、影響を受けやすい人と、そうでないというように
個人差が出てきます。
そんな海王星や、天王星、冥王星が射手座にいれば
双子座にいる天体を犠牲者とすると、
大きく揺さぶるため、犯人の行動を促しやすいのです。
また、射手座というのは、思想や精神性、宗教性を意味します。
自分の中に、都合のよい大義名分を作り、目標を定めて行動するのです。
ですから、太陽が射手座に入ると、数年に一度は必ず、靖国神社が狙われています。
木星は、物事を未来へと推進するエネルギーです。
それが逆行すると、不安を感じやすく、自分に対する信頼感が揺らぎ
未来に対する見通しの甘さが原因で、物事が停滞していると感じやすくなります。
自分の力、運命を信頼するのが難しいと感じる、後ろ向きエネルギーになりやすいのが
木星の逆行期間です。
事件が起こった時期は、不調だと感じたり、停滞感、閉塞感からモヤモヤする
と感じるエネルギーが強かったのかもしれません。
また、事件発生時の木星の度数は、21度か22度。
射手座も20度台になると、過去と未来に対する価値観が消えやすいので
ネガティブに働くと、過去が上手くいかなかったから、未来もそうに違いないという
脅迫観念にも似た、ネガティブ信念になりやすいのでしょう。
それが21度とか、22度で一番エネルギーが強くなった頃
犯人たちの身勝手な思いや信念がピークとなり、攻撃的になるのかもしれません。
生年月日が記載されている犯人
加藤被告と宅間被告の、ホロスコープを見ました。
2人のホロスコープでは共に、天体が北東側に固まっており
幼少期の問題を抱えていたり、過去の記憶に縛られたままなだったなら
人生に対して目標や野心を持つことが難しく、社会生活を拒否するような傾向があります。
また、「自分のことは自分がよくわかっている」という姿勢を貫くため
他人と交友することが少なく、孤立しやすかったのかもしれません。
だからといって、他人を巻き込む自殺は卑劣ですが
犯人は、自分を客観的にみることができなかったり
自分に対する自己価値や自己信頼感が低いことが悲劇の始まりです。
グローバル化とシステム化によって、私たちの生活は安定性を失いつつあります。
雇用の不安は、生活の不安定、気持ちの不安へとつながっていきます。
そんな社会情勢の中、何とか頑張っていても
突然のリストラ、病気やケガ、別れ、家族の問題などが私たちを襲ってきます。
通常の精神状態では、ネガティブな要因を乗り越えられても
そうでない時には、自暴自棄になり、何かに依存したり、他人傷つけることで
鬱憤を晴らそうという人がでてきやすいののです。
どんな時もポジティブではいられないのが、感情を持つ人間です。
ダメな時には、何をしてもうまくいかないとネガティブになりがちです。
それが、事件として表面化してきやすいのが、双子座の季節である6月が多いようです。
事件に巻き込まれないためには、自分の運を動かして、モヤモヤした気持ちを昇華させることです。
できるだけ無理をせず、一人にならず、よく寝て、好きなモノを食べたり、楽しいことをやって
運を下げないようにすることが、6月の過ごし方かもしれません。
特に個人のチャートの中で、海王星から影響力を受けやすい人は
困っている人を助けたり、募金、ボランティアなど社会貢献をしたり
ダンス、温泉や海に行く、アート鑑賞、散歩やなどすると良いでしょう。
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