ブルース・ウィリス氏の認知症をホロスコープから読む

記憶力と食事の関係

ビジネス専門の占い師 神保町・フミコです。

先日、俳優のブルース・ウィルス氏が認知症だと

家族公表があり、失語症で引退とは残念な限りですが

 

私も記憶に関して、考えさせられる出来事があったので

シェアしますね。

 

先日、温泉ビジネス投資の株主招待で、湯河原に1泊2日で行ってきました。

2食の食事がビーガン食で

月収7桁のマーケターや占い師、2万人フォロワーを持つインフルエンサー

の友人たちと期待してたんですが

お通じが良いとか、お肌がツルツルになったものの

結論は、健康なものは「美味しくない」だったんです。

 

ですが、2回の食事にタンパク質を採らないだけで

私の記憶に変化があり

普段よく使わない人の名前や、食べ物の栄養成分が思い出せなかったんです!

 

ということで

今回は、ブルース・ウィルス氏のホロスコープから

認知症になりやすい傾向があるアスペクトをみていきます。

認知症ってどんな病⁈

まず認知症について調べると

脳の機能が低下して、日常生活に支障をきたすようになった状態で

記憶力や判断力だけでなく、進行すると身体機能も悪くなり

寝たきりになるようです。

また、認知症は4種類に分類されるようです。

・アルツハイマー型認知症:物忘れで発症し新しいことを覚えられない
・血管性認知症     :脳梗塞や脳出血が原因で歩行・言語障害を起こす
・レビー小体型認知症  :神経細胞の障害が起こり幻視症状になる
・前頭側頭葉変性症   :人格や行動の変化で失語症となる

アルツハイマー病などの疾患研究者によると

認知症患者の場合、脳内で造られるインスリン濃度は低く

その低さから3型糖尿病とまで呼ばれ

高血糖や低インスリン状態は、脳細胞を劣化させるとのことです。

 

たとえば

上司に怒られたり、恋人や友人と喧嘩して

身体的あるいは情緒的なストレス解消のために

アルコール、糖分、炭水化物の過剰摂取をすると

 

ストレスホルモン・コルチゾールを増加させて

血糖を制御するインスリン等のホルモンにダメージを作り

脳細胞が劣化していく(恐ろしい流れ)

 

では、何故ブルース・ウィルスが認知症になってしまったのでしょうか。

ホロスコープから読み解いてみると

ブルース・ウィルス氏のホロスコープを読む

海王星の強調アスペクト

水のグランドトライン=魚座水星X蠍座海王星x蟹座ドラゴンテイル

知性やコミュニケーションを意味する水星は魚座

魚座の支配星は海王星ですから

この知性は「無意識のイメージ」が強く、記憶が固定しづらいです。

 

このアスペクトを持つ生徒さんが言うには

「私は。記憶をイメージや写真のような形に変換するので

人よりも時間がかかるんです」とのことですが

 

これは、海王星が水星という知性や記憶を浮遊させて

うやむやにしてしまう作用が働くからです。

 

海王星というのは、ドラッグやアルコール、喪失や混乱

境界線を溶解して消し去ります。

 

そんな海王星は、水星・蟹座ドラゴンテイルとトラインですから

ひとつの言葉や単語から、過去の記憶が一気に甦ってきて

過去と現在の記憶が混合することで

特定の記憶が全く無くなることもでてきます。

 

ブルース・ウィルス氏は

現在、失語症とのことですが

やがて、彼の記憶が子供時代や過去と混合されて

意識が子供に戻ることもあるでしょう。

魚座強調アスペクト

個人天体である太陽と水星が魚座

人生の目標や仕事を意味する太陽は

水星と共に魚座なので、認知症になる前から

自分と他人の境目がとても薄く

相手の気持ちが流れ込んでくるような感覚があるはずです。

 

日常的に、彼と話しをしていると

話が急に逸れちゃう、何が言いたいのかわからないことが多く

認知症の発見まで、時間がかかったかもしれません、

 

また、太陽は獅子座冥王星と150度のインコンジャクトですから

人生の方向転換が起こり、価値観の書き換えを強いられることが

宿命的とも言えますが

それが、認知症だったのかは不明です。

トランジットの影響

トランジット魚座海王星Xネイタル魚座太陽

昨年、引退表明していたことからすると

トランジット海王星が、魚座太陽に重なることがトリガーとなり

認知症がじわじわと進行していたようです。

 

正式発表された2023年2月16日のトランジットの海王星は

魚座24°で、彼の太陽とはコンジャンクションとなります。

戸惑い、混乱し、現実を見失うようになるので

真実を世間に公表せざるを得ないほど、進行していると考えられますが

正式に病名表明したことで

彼は俳優としてのキャリアを失ったわけです。

ですが、人生は続いていきます。

 

もう1つ、海王星や魚座とは別の事例をみると

M・サッチャー氏のホロスコープ

イギリスの元首相、故マーガレット・サッチャー(2013年4月に逝去)氏も

アルツハイマーでした。

 

保守的かつ強硬なその政治姿勢から

「鉄の女」の異名を取ったことで知られていますが

金星を除く個人天体全てにハードアスペクトを持つので

 

自分の主張や野心は暴走しやすく、党のしがらみ調整

大衆からの支持など、常に駆け引きを強いられたはずです。

 

権力の求めるスケールが大きな分、支払う代償も大きく

バランスをとることに相当な努力を求められ

苦労が多い人生だったかと思います。

人生の未解決の課題が認知症を引き起こす⁈

彼女は、保守党の同僚に英国首相の座を追われ、首相官邸を去り際に

「この裏切り行為を絶対に忘れない」と言い残したそうです。

 

「許せない」強い怒りの気持ちが、気づかないうちにストレスとなり

自分を攻撃していた可能性がありそうですが

彼女のホロスコープには、認知症の要因として考えられる

アスペクトがあります。

ASCに土星がコンジャンクション

ASCX土星がコンジャンクション

無意識の行動であるASCに

土星がコンジャンクションしています。

 

土星は制限や縮小と関連していますから

無意識にきちんと規則通りにやりたい

1つのことを徹底的に追及して、融通が利かない

自分を曲げられない頑固な人です。

蟹座と蠍座のアスペクト

・蠍座でASCと土星がコンジャンクション
・蟹座冥王星x天秤座太陽・水星がスクエア

水のサインである蟹座と蠍座は

気持ちを手放すよりも、しがみついて離せない

過去思考が強いという、心理的な特徴を持ちます。

 

「裏切られた」「許せない」というプライドを傷つけられた気持ちが強いと

その思いに囚われ、記憶に留まったまま昇華されないのです。

 

蠍座のASCに土星が重なっています。

蠍座は感情を手放すよりも、執着して恨みますから

無意識に「裏切られた」という思いが湧き上がってきて

結晶化したまま、その思いを手放せずにいたのでしょう。

その「裏切られた思い」がストレスとなり

土星の作用によって、脳が収縮した可能性もあります。

 

また、仕事やキャリア、人生を意味する太陽と

知性やコミュニケーションを表す水星は天秤座ですから

平和主義であるものの、根底は自分の主張を通したい

ですが、蟹座冥王星という党内の権力が

その意向を押し付けてくるので、調整せざるを得ないジレンマがあり

それもストレスだったことでしょう。

個人天体・太陽と水星がハードアスペクト

天秤座太陽と水星は
1.牡羊座キロンとオポジション

2.蟹座冥王星、山羊座木星とTスクエア

彼女は、国のため、国民のために奉仕的な政治をしたい人ですが

蟹座冥王星、山羊座木星が横やりを入れてくるので

馴れ合いや癒着色が強い保守党内での権力争いと

財政問題だけでなく、首相という地位を守るために

常に駆け引きをしていたことでしょう。

 

また、キロンは才能だけでなく傷やダメージを意味します。

牡羊座ですから、脳を司るため、駆け引きや執着がストレスとなり

脳にダメージを与えて記憶の忘却、認知症に

繋がった可能性もあるかもしれません。

牡羊座キロンのアスペクト

獅子座月と海王星がコンジャンクション
月と海王星に牡羊座キロンがトライン

獅子座の月は、女王様でありたい月ですからプライドは相当高く

記憶や習慣を意味する月に対して、海王星がコンジャンクションなので

海王星がそれらを消し去る、忘却させる作用があります。

 

また、牡羊座キロンが獅子座月と海王星にトラインですから

ピリピリするストレスを感じながら、適応しようとしているうちに

月の気持ちや記憶が、海王星と交じることで

消し去られていく認知症になったのかもしれません。

認知症アスペクトまとめ

以上、2つの認知症になりやすいアスペクトを読みましたが

全ての人に当てはまるかどうかは、生活環境が異なるため

何とも言えません。

ですが、認知症患者が持つアスペクトのトップ3は、次の要素が多いようです。

・個人天体に海王星がアスペクトする
・魚座・蟹座・蠍座の水のエレメントが多い
・土星や牡羊座に個人天体が多い

認知症を患った芸能人の例

大山のぶ代氏:月と海王星がコンジャンクション+土星とインコンジャクト(150度)
オノヨーコ氏:月と水星と海王星がTスクエア

筆者の瞬間記憶喪失事件

占星術を通して、自分のことを知っておくことは

トラブルや病気を引き起こす要因を避ける手段として

利用することもできます。

 

過去の私は、思い込みが強く、1つのことに集中していると

他の意識がない、記憶が飛ぶことがよくありました。

 

水のエレメントが多く、アセンダントが海王星です。

 

たとえば

銀行でお金を引き出したあと、ATMの上に財布を忘れたり

台湾では、思い込みだけで帰国便の時間を間違えて

乗らなかったこともありました。

 

究極は、考えごとをしていて

駅のベンチに貴重品が入ったバッグだけおいて

お土産だけを持って帰省して、真っ青になったことも、、、

 

占星術で自分を知ってからは

自分の性格やクセ、行動パターンがわかるので

ヤバそうな時は、確認作業をして気をつけているので

大きな損失トラブルは無くなりました。

おしまい

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