風の時代は個性が求められる
2020年12月から本格的に始まる風の時代には、本来のあるべき自分の姿に戻り
個性を発揮していかなければ、生きづらい時代が始まります。
多くの人は、生きていくために自分の個性を犠牲にして
他人から認められるために
本来の自分とはかけ離れた生き方をしてきたと思いますが
風の時代(水瓶座時代)は、社会的に生きるだけでなく
個性も求められる時代がやってくるのです。
人生100年と言われる時代
限られた時間、体力、経済力の中で生活していくためには
社会(他人)に認められることで
金銭面と健康維持を図って生活を安定させるだけでなく
本来の自分らしさも取り戻さなければ
人生のどこかでエネルギーバランスが崩れて
人間関係、失業、ケガや病気などのトラブルが起こり
軌道期修正を強いられることになります。
ホロスコープで自分を知る
占星術のホロスコープの中の天体や感受点、ハウスを使って
あなたの気持ちやエネルギーがどのように流れているのか
具体的にわかるので
エネルギーの使い方を知り、利用するだけでも「運の流れ」が変わります。
偏った思考癖や思い込みからの努力は
トラブルを引き起こしやすく、どんなに頑張っても努力が報われず
徒労と落胆に終わります。(私の30代はそうでした)
ですが、無駄な努力の代わりに
自分を幸せにする方向に努力をすれば
本来の自分に適った生き方につながるので、努力が報われやすくなり
期待以上の成果が得られ、人間関係が円滑になるので
深いレベル(魂レベル)で満足感が得られます。
さらに、少し勇気を出してダメ元でチャレンジすると
意図したよりももっと良い結果につながることもあるので
運の流れに乗っているという実感も得られるでしょう。
水瓶座時代は、こういう生き方が求められているので
本来の自分が求める魂の生き方と進化を目指す生き方は
宇宙と魂の目指すエネルギーが同化するので
意図したがことが叶いやすくなります。
同じことを繰り返す日常的なルーティンワークは
簡単には崩れない世界を作り出しますが
それだけでは、人は満足できないようになっています。
本来、人は自分を進化させるために生まれてきているので
守りだけの生活を送っていると、退屈やエネルギーの停滞につながり
人生を活性化させるために不要な出来事を引き寄せてしまいます。
人生を活性化させて良い運気を取り込むためには
時には非日常的な体験をすることが必要です。
これは火星や天王星を動かすことで
月や金星に楽しみと満足感を与えることになり
海王星が動いてインスピレーションや閃きが浮かんたり
直観として意識に降りてきて、幸運の波に乗りやすく
ラッキーサプライズを起こしやすくなります。
多くの人は、基本的に自分のコアとなる天体を利用して生活しています。
同時に扱いづらい天体もあり、それによって
せっかくの才能を活かせていないこともあるのです。
長くなりましたが
今回のテーマは「ホロスコープからあなたの才能を知る方法」
ということなので、具体的にホロスコープから
天体の活かし方を書くので、ホロスコープを読める人は利用していただければ幸いです。
自分の基本的なエネルギータイプ知る
基本的なエネルギーを知るために
4大元素と言われるエレメントを必ず見ています。
エレメント とは、火・地・風・水の4つの性質があり
人によって偏りがあったり、均一だったり
まちまちですが、ここからどんなタイプの人間なのかわかります。
火のタイプ:牡羊座・獅子座・射手座
直観的で決断が早く、人に従うことを嫌い熱しやすく冷めやすい
地のタイプ:牡牛座・乙女座・山羊座
自分の安全・安全を第一に優先し、物事を現実的な視点や合理性から判断する
風のタイプ:双子座、天秤座、水瓶座
物事の分析や情報収集が得意なだけでなく、多くの人と広く浅いコミュニケーションをとるクールで論理派
水のタイプ:蟹座・蠍座・魚座
直感力に優れ、特定の人と狭く深いつながりを求め理屈より感情を優先し情に流されやすい
<各エレメントが感じる価値観>
火タイプ:喜びや高揚感、達成感を求める
地タイプ:実感できるもの、お金や金銭、成果や安定感
風タイプ:情報とコミュニケーション、 知性と客観性
水タイプ:気持ちと感情が優先され、親密感や共感
人は、上記の揺るぎない価値観と共に
太陽星座と月星座を中心に人生をまとめていきますが
どんな人生になるかは
- 生きていく手段として水星の知性と技術
- 才能と自己価値を意味する金星
を使って人生を創っているのです。
では、才能につながる金星と、それを活かす水星を
どのように使えばよいのでしょうか?
才能を作りだす金星の使い方
金星は、エネルギーをリフレッシュさせ、喜びを司る天体で
個人的な楽しみや趣味、遊び、恋愛、お金
性的な関係だけでなく、先祖から受け継いだ容姿、肉体
才能、 富などの環境、自己価値を意味します。
また、金星は牡牛座と天秤座の支配星であり
2ハウスと7ハウスを司ります。
才能を作りだす金星の使い方
牡牛座金星は女性サインで、誰に何を言われても揺るがない
頑固なまでに自分の利益を優先した価値感があり
欲しいものを引き寄せて「受け取る」エネルギー
天秤座金星は男性サインで、人や状況に対応して行動するので
自分よりも相手を喜ばせることが生きがいの「与える」エネルギーです。
「受け取る、与える」ことからくる金星の喜びや楽しみを
うまく調整できないと、機嫌の悪さからくる情緒不安に陥りやすく
何事もネガティブにとらえてしまい、才能を十分に発揮できないので
普段から意識的に、自分を喜ばせたり、楽しませることが必要です。
2ハウスは才能の原石である先祖から引き継いた資質が眠っており
個人の資質や能力を利用して、金運につなげる才能を確認するハウスです。
才能の原石である資質を発掘し、研磨することで
自力でお金を稼ぐ能力(武器)を作ります。
一方、7ハウスは人間関係に関わるハウスで
社会的に発展するために人前に自分をさらして
人からどう見えて、何を求められているのかを客観的に知ることで
人や社会が求めるニーズに対して才能を提供するハウスです。
人間関係を通して、地位や名誉、金銭的な利益を得ます。
2ハウスと7ハウスを使って
金星を活性化させ、才能を発掘して社会的に利用することができます。
才能を活かすために「受け取る、与える」金星の基本要素を意識することも重要ですが
もう一つの大切な要素は、自己価値です。
自己価値を作りだす金星の使い方
自己価値としての金星は
幼少期の生まれ育った環境である両親や祖父母、兄弟などの価値観を吸収して
人のつながりからくる価値観の原型を作ります。
それを仕事や恋愛、友人関係における社会生活上の関係性の中で
才能につながる、喜びや楽しみとしての感受性やセンスとして表面化させます。
仕事や恋愛がうまくいかない人
金星と他の天体や感受点とのアスペクトによって
仕事や恋愛がうまくいきづらい人は
この金星が司る「自己価値」に問題があることが多いです。
金星に関するネガティブな型を持つ人は
他人からの承認を得るために、相手の顔色を伺うため
自己評価が低く、自分に自信がないので自己否定的になりやすく
自分を責める「心の自傷行為」を無意識にやってしまいます。
ですから、物事を成し遂げようとする際
詰めの段階で自信がなくなったり、急に不安になるので
物事を成し遂げられないことが多いです。
自己価値が低いと、どれほど才能があっても
頑張って努力をしても、自分で自分の未来を壊すので
こういう人は幼少期から培ってきた
「金星の型」を書き換える必要があります。
その方法としては、牡牛座的な揺るぎない自分の価値観を手にするために
自分が幸せを感じられたり、安心できる環境を作っておくことです。
具体的には
・身体を緩めて気持ちをやんわりさせる
・好きな食事、スイーツやフルーツを食べたる
・好きな芸能人がでるドラマやニュースを眺める
・リラックスできる音楽で気分転換する
・近郊の温泉や登山でリフレッシュする
五感を満足させる「自分の喜びポイント」を確認しておくと
心が硬くなった時のカンフル剤として
効果を発揮してくれます。
喜びや楽しみをたくさん経験すると
情緒が安定して自己信頼感が生まれます。
そこから小さな自信を積み重ねて、大きな自信へと繋げることで
自己肯定感が高まるのです。
才能を発揮するためには、自己肯定感が低いと
どれほど才能があっても、努力家でも、美人でも
望みを叶えて深い満足感を得ることは難しいです。
他人と自分を比較することを止めて
あなたの先祖から受けついできた DNA という資質を才能として
利用するためには自己否定は禁物です。
才能を発揮するために知性を使う
様々な願いを叶えて欲求を満たすためには
その欲求を実現させる方法を生み出す知性が必要です。
2ハウスと7ハウスからくる金星の才能と自己価値を
社会に向かって発揮して、環境に適応させる手段
として水星力を使うのです。
水星の支配星は双子座と乙女座で
3ハウスと6ハウスを担当します。
社会の中で生きていくためには
自分のニーズを満たすために情報収集し、人間関係を築くために
コミュニケーションを駆使しながら
社会が求める技術を習得する必要があります。
双子座水星は、興味がある分野や没頭できる物を探すために
手当たり次第に色々なことに挑戦して
社会生活で必要な知識や技術を吸収しながら
必要に応じたコミュニケーションをとります。
乙女座水星は、誰にでもできることから抜け出すために
インプットした知識と技術を
専門家レベルの域まで磨き上げて
社会が求める以上の才能にまで高めていきます。
3ハウスが、社会に順応するために必要な能力や技術で
生きていく上で必要最低限のコミュニケーションをとる環境場ならば
6ハウスは、自分の専門領域を作り出すために、必要なものを分析して
職人やプロフェッショナルの域にまで知識と技術を磨きあげて
社会的に貢献する場となります。
多くの人が無意識に水星を使って情報収集やお仕事をされていますが
水星をより効果的に利用して、ご自身が望む願いを叶えるためには
他人の知性を取り入れることも必要です。
そのためには、1つの疑問に対して複数の意見を比較検討できるように
信頼できるニュースや知識人の本やコラムを日ごろから読んでおくと
自分の考え方のバリエーションが増えて
成果につながる考え方ができるようになります。
おしまい