7月の不動サインによるTスクエアの影響
オリンピック開催まで2週間を切った今、東京では新規感染者が増加する一方で
4度目の緊急事態宣言が発動されました。
日本政府は、長年にわたって時代に沿う政策や対処を自らしてこなかったため
同じ過ちを永遠に繰り返すだけですから
今後も何かある度に、緊急事態宣言を発令し続けることになるでしょう。
さて、仕事環境が変わり多忙になり、鑑定依頼も頂戴していて
なかなかブログ更新に至らなかったのですが
今回は、7月から感じていた「思い通りにならない状況」の原因と思われる
水瓶座土星、牡牛座天王星、獅子座火星による不動サインのTスクエアの影響
について書いていきます。
Tスクエアのホロスコープ
7/1日、水瓶座土星と獅子座火星が12°でタイトにオポジション作った後
7/4日以降、牡牛座天王星を含んだTスクエアを形成しました。(赤い〇と線)
この影響は、多くの人が、自分の思い通りにならない状況を体験させられ
それによって自分の常識、日常生活、土台を見直す必要に迫られています。
土星は苦手意識や制限、枠や土台を意味しますが
同時に安定や秩序、実用性でもありますから
解決すべき未解決な問題に対して
積極的に取り組むか、苦手意識をもったまま封印してしまうかの
二者択一の選択肢を提示してきます。
そこに火星が自分の気持ちを確認して行動することを促し
天王星が仲裁役として現状維持を許さず
変革するためのアイデアを与えながら、プレッシャーをかけてきているのが
7月から始まったエネルギーです。
ですから状況的に
コロナ感染者数拡大と、緊急事態宣言下での東京オリンピック開催をする日本政府
酒類の販売を自粛して倒産するか、酒類を提供して存続するかを迫られる飲食店
行動制限下で生活の不自由さを受け入れるか、安全対策をして行動するか選択させられる日本国民
となり
国も企業も個人も、不動サインのTスクエア(土星と天王星のスクエアがベース)
によって、思い通りにならない状況を体験させられる中で
試練や義務と捉えて、苦手意識を持ったまま現状維持で抵抗するか
この機会に、こうありたい自分の方向性(理想の自分)へとシフトすることを目指して
新しいことにチャレンジするかという判断が求められています。
7月から体験させられていた事象の正体⁈
7月前半は、水瓶座土星、牡牛座天王星、獅子座火星によるTスクエアの
エネルギーが流れており
日本も企業も、個人も体験させられているのは
Tスクエアに欠けている要素である、他者と関わることでしか得られない
相互理解と共感、理解と歩み寄りの欠如からくる不利益です。
例えば
過半数以上の日本国民の反対を押し切り「安心・安全を第一に考える」と豪語して
開催されるオリンピックは
莫大な国民の税金が、湯水のごとく使われているにも関わらず
国民の共感や理解を得ず、歩み寄りもなく
国民不在の中で、政府による強行開催になりました。
ですが、安心安全を第一と豪語したわりには
アフリカから来日したオリンピック選手団から、コロナ陽性者が見つかり
チームメンバーを濃厚接触者として隔離することなく、宿泊施設に移動させた
不適切な対処が関西で起こり、デルタ株が日本中に蔓延することは
もはや避けられない状況です。
コロナ禍下で起こった7月前半の出来事は
蠍座的要素の欠如=国民への共感・同調がないまま
権力者、権威者による、強引なまでの権力による支配構造です。
他者の力を利用して、望む未来を手に入れる
個人が思い通りにならない状況を、ポジティブなものへと転換する
こうありたい自分の方向性(理想の自分)へとシフトするカギは
不動サインのTスクエア下で欠けたサインである
水のエレメント=蠍座的な要素を利用します。
不動サインによるTスクエアの補完としての蠍座的目標は(黄色の四角と線)
現在の課題となっている問題に向き合い、自分はどうなりたいのか
進むべき方向性を確認し
「自分が望むべき未来」へと進んでいくための目標に対して
メンターやサポーターの力を利用することです。
現実的な課題を対処するために、他者の力をうまく利用するには
異なる価値観や思考、異質なものを排除せずに一旦受け入れてから
共存できそうな、必要なものだけを取り入れて試案します。
こうすることで、1人ではできなかった達成が早くなります。
物事には良い面とそうでない2面性がありますが
自分の意に沿わないものを拒絶するネガティブから入らず
一旦取り入れた上で、必要なエッセンスだけを取り込む
ポジティブから始めると良いでしょう。
この時期、1人孤独なまま立ち留まるよりも
不安な時こそ、他者のサポートを得る方が楽です。
また、未来意図の中には自分の欲望を叶えるだけでなく
他人のニーズを満たす(利他の気持ち)ことも大事です。
11月の不動サインによるTスクエアの影響
7月は、獅子座火星が水瓶座土星と牡牛座天王星のスクエアを加速させ
不動サインで欠けた蠍座的体験をさせられました。
2021年のメインテーマである
水瓶座土星と牡牛座天王星によるスクエア=ハードアスペクトの影響は
残すところ、2021年12/24日の11°のみとなります。
(詳しくはこちら↓からどうぞ)
ですが、11月中旬からは蠍座火星が牡牛座天王星とオポジションで対峙したあと
水瓶座土星を含んで不動サインのTスクエアを作ります。
その状況には国民を意味する月と
情報や通信、メディア、マスコミ、交通を意味する水星が含まれ
政権や首相を意味する太陽もやんわりと巻き込まれますから
7月よりもインパクトの強い、強制的で過激なTスクエアを迎えることになります。
世界中の国民が巻き込まれ、獅子座的要素の欠落(自己主張できない)状況を
体験することになるでしょう!
11.月の対策として、この7月の火星、土星、天王星によるTスクエアからくる
「思い通りにならない状況」のエネルギーから
我慢ではなく、自分の目指すべき人生をしっかり考えておくことです。
日々の忙しい生活に飲み込まれて、ただやり過ごすよりも
他人の力を利用する方向で対策を立てておきましょう。
思い通りにならない状況が意味すること
自分も含め、鑑定をしていて日々思うことは
行き詰った人生を打破することは、自分の力だけでは難しいです。
ですが、誰もが人生のどこかで、トランジットの影響からくる
天災や疫病、経済危機、病気やケガ、リストラによる失業など
外からくる不幸な出来事を通して、人生のリセットや変革をさせられます。
トランジットの影響は、新しい体験をさせますから
どれほど対策をたてていても、想定外の出来事による
精神的なダメージは大きく、気持ちは沈みます。
ですが、「物事は自分の思い通りにはいかない」ということを
受け入れることから始めるしかありません。
突然の出来事は、精神的なダメージが予想以上に出てきますが
どれほど恵まれたホロスコープを持ち、強運な人であったとしても
時代は日々刻々と変化しているので、自分だけが変わらず現状維持はありません。
生きていくとは、人や環境(会社や家庭)時代に対して
自分を調整し続けていくしかないのです。
思い通りにならない人生を受け入れた中から
光の部分に、できるだけフォーカスしていくことが
望む人生を手に入れる近道となります。
おしまい
ご自身の適職、人生の方向性や目的を知りたい方は
(現在は、スカイプ、ZOOM、メール鑑定のみですが、要相談です)
お申込みは随時受け付けていますが、鑑定は8月開始になりますのでご了承下さい。