今起こっていることを冥王星x海王星の逆行から知る
皆さま、大変ご無沙汰しております。
この2ケ月間は、講座の動画制作、HPリニューアル準備をしており
ようやくリリースまでの目途がたちそうなので
戻ってまいりました。
ということで
2022年後半から、風の時代がより浸透してくる2023年に向けて
水瓶座冥王星期に向けた準備として
今の時代背景と双子座火星のお話をしていきたいと思います。
現在、山羊座冥王星と魚座海王星は、サインの25°を超えており
この度数は、山羊座や魚座座サインの性質から
次の水瓶座や牡羊座のサインへ入る準備段階の度数ですが
2つの天体は逆行中ですから
冥王星は山羊座の地のテーマを、海王星は魚座の水のテーマに戻り
自分の力を取り戻しに入っていると考えられます。
山羊座冥王星・魚座海王星時代というのは
経済優先であり、世界中で若者や女性が権力により抑圧されていた時代であり
我慢することを強要され、それに耐え切れず
海王星によるファンタジーに陶酔した時代ですが
既に世界経済は
コロナ禍による経済停止から急激な物価上昇により、景気後退状態にあり
それに対応できる社会構造やシステム、制度が対応できないにも関わらず
過去に持っていたものを渇望して求めている状態が冥王星であり
閉塞感による現実逃避、良かった時代の夢や希望を求めている状態が
海王星の逆行で
そこに
2020年から始まった水瓶座土星と牡牛座天王星によるスクエアの影響が
目を覚まして、価値観をリニューアルさせるために
「主張やイデオロギー、情報、宗教、経済格差」による社会の分断が
起こっているのが今の状況です。
7月上旬の出来事として
安倍首相襲撃事件、イギリスジョンソン政権終焉、スリランカ破産宣言が
逆行中の冥王星と火星のスクエアで起こったということです。
そんな中、8/20日に火星が双子座に入り、2023/3/25まで長期滞在しますが
2022年は、その傍らで水瓶座土星と牡牛座天王星によるスクエアがドラゴン軸を
巻き込んで起こりますから
多くの人が価値感のリニューアルを求められ
火星による刺激的な出来事によって
失われた日には後戻りできない
価値観を変えざるえない現実問題に直面することになるでしょう。
下記は火星が双子座に入った時点8/20日のホロスコープですが
これから、冥王星、海王星、木星、土星、太陽、水星とコンタクトすることで
今の時代(地の時代)と次の時代(風の時代)を繋ぐ役割を果たします。
これからどんなことが起こりえるのかということを
双子座火星の影響を通して、私たちは、どう生きて行けばよいのか書いていきます。
火星の双子座入りで何が始まる⁈
この7ケ月の間には、次の大きな天体イベントがあり
- 10/28日 :木星が魚座入り
- 11/8日 :双子座月蝕満月
- 2023/3/7日 :土星が魚座入り
- 2023/3/24日 :冥王星が水瓶座入り
双子座火星は各天体のメッセンジャーとなり
様々な出来事を通して、風の時代の意識や価値観を
人々の意識や社会的制度へと浸透させてきます。
双子座というのは
情報伝達、コミュニケーション、初等教育、通信やマスコミ、SNSを
意味しますが、双子座サインの性質として
悪気なくウソをついたり、他人を出し抜くような抜け目のなさもあるため
火星による促進の過程では
言葉や表現がきっかけで、喧嘩やトラブルを呼ぶ可能性がでてきますが
それを目にすることで「気づかせる」意図もあります。
火星が双子座に入った時点で、魚座ベスタとスクエアが始まりますから(赤い線)
金銭的な問題や価値観を否定される、攻撃するような出来事が起こりやすく
たとえば
テレビやマスコミで言った一言が、大事になって謝罪する芸能人や政治家がいたり
個人でも会話やSNSでつぶやいたことで喧嘩やトラブルになりやすい
煽り運転が多発したり、電車の中でのトラブルが裁判に発展するようなことです。
9月末から10月にかけて、火星は
3回目の逆行が終了する水星、海王星と共に柔軟サインのTスクエアを作り(赤い線による三角形)
状況は二転三転しやすく、人に振り回されやすくなります。
9月末には美味しい話に注意が必要
火星と海王星のスクエアというのは
個人の信条に基づいた自分の正義によって
反するものを悪とみなして、排他的になるため
自分の主張や信条に反する人、宗教や人道的な目的を持つ集団に対して
攻撃する可能性があり「正義と悪」の構図が社会に出来上がります。
会社の意向に同調しない、上司の意見に意を唱える、従わない人に対する
風あたりが強くなります。
日本では、旧統一教会の勧誘方法や信者への搾取が、やり玉に挙がっていますが
より過激な攻撃へとシフトしていきそうです。
世界でも、宗教がらみの事件や信念の違いによる暴力や襲撃事件が起こるでしょう。
また、魚座と双子座というのは、価値の優劣がなく、何でも拾い上げる清濁混合
ゴミと骨董品が混ざっているサインですから
魚座海王星が、ゲームやアイドル、宗教や情報商材など
依存性の高い幻想や夢へと人を陶酔させ
双子座の二枚舌の巧みさによって、思惑や陰謀へと巻き込みますが
現実対応できる乙女座水星は逆行中ですから
ロジカルな思考力は働かず
魚座海王星と双子座火星によって煽られて混乱するので
論理的な判断ができないため
「騙す・騙される」という事件が起こりやすいです。
また、陰謀的な策略で消される芸能人、政治家によるスキャンダルも
起こりやすいでしょう。
騙す人は、言葉巧みでウソを平気でつきますが
Zoomで対面していても、目が泳ぐ、やけに水を飲むなど行動が意味不明な事が多く
真面目に話を聞かない、深入りしない方がよいでしょう。
依存的な人や何かに影響を受けやすい人は(蟹座、魚座、蠍座が強い人)
現実的な視点で論理的に諭してくれる人に相談することをお勧めします。
10月中旬から2023年のための準備をしよう
次に、双子座火星と魚座海王星が次の度数でタイトに90°スクエアをとることになり
それが次のスケジュールとなります。
- 10/12日 :23°
- 11/20日 :22°
- 2023/3/15 :25°
この3回のタイトなアスペクトの影響は
ニュースで見る事件やトラブル、体験する日常的な出来事を通して
風の時代の生き方へとシフトする、自分らしく生きていくための準備として
次のような課題をつきつけてきます。
1回目のコンタクトである22°では
未来に目を向けるだけでなく、過去にも同じように目を向けて
自分にとって何が重要だったのか、そこですでに手にしたもの
(知識や技術、家族、お金など)を確認し
2度目のコンタクトである23°では
風の時代を生きていくために武器となる
自分にとって必要なエッセンス(コアスキルや知識、経験)を
活かして生きていくために調整して
3度目の25°では
次の時代に向けた微調整、時代の可能性を信じて
現実的に生きていくための、個人のオリジナリティの完成です。
※風の時代は、お金や物質よりも精神性や情報、オリジナリティに価値が移行
していきますから、自分のオリジナリティが大事になります。
10月末から始まる火星の双子座逆行で気をつけたいこと
火星が、双子座の中で逆行するのは
10/30日~2023/1/13日までの期間ですが
海王星とスクエアを維持しながら
木星、月、ベスタとスクエア
太陽、水星、金星とオポジションを順番に形成し
各天体との影響は10/30日~12/31日の間、徐々に起こります。
この一か月の中で、信念や生き方、考え方、過去の気持ちの清算や
書き替えなどを見直す時期となりますが
厄介なのは、12/29~2023/1/13日の期間に
双子座の支配星である水星が4回目の逆行する中で
火星がその双子座で逆行します。
年末年始の帰省時に、飛行機や電車のシステムトラブルや遅延
運行状況は乱れやすく
大企業による個人情報の漏洩だけでなく
著名人の経歴詐称、タレントの過去の悪事の発覚
ニュースやSNSも、真実が隠蔽された誤情報に誘導されやすい時期となります。
たとえば
特定の人や団体を悪者にするような、公平ではない偏った報道やニュース
働かずに報酬を得るとか、功績なしに成功するようなメソッドなどに
巧みに誘導され、煽られせかされるので
情報に疎い人は、偽装詐欺による甘い言葉に騙されやすいということです。
日常生活では、金銭トラブル、男女や仕事関係、家族関係において
責められるような出来事、ケンカによる事件も起こりやすいです。
まとめ
双子座火星によって、風の時代の意識が流通させられることで
世の中に、風の時代の価値感や制度が出来上がります。
ですが、風の時代は「父性」が喪失した時代に入りますから
男女の役割や責任が限定されることもなくなりますが
同時に、安定した制度やシステムは手に入らないと考えておいた方がよいでしょう。
ですから、情報収集が大事になり
誰と繋がり、どんな情報を手にするのかを見極めるために
自分の知識や経験、知性に基づいた自分軸が必要となります。
もはや、既存のシステムに乗れる時代ではありませんから
日本にも自己判断、自己責任時代が来るということです。
火星の双子座期では
風の時代の価値感や意識が社会に浸透し始めますから
自分の中の欠乏感に気づき、すでにある自分の知識や経験、技術を見極め
生きていくため、社会に通用させていくために
現実的な視点で、できることから始める時期と言えるでしょう。
おしまい
自分の才能、適性、適職、ターニングポイント、生き方を
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