2024年天秤座半影月蝕が起こる場所と現象
ようやく春分で2024年が始まったかと思いきや
いきなり、25日は半影月蝕となります。
普段、新月や満月のチャートはあまり読みませんが
23日モスクワのコンサートホールで銃乱射事件が起こったように
月蝕は、地震や災害、事故、事件が起こりやすいので
このブログ読者の方には、気をつけて頂きたいので記事として取り上げます。
2024年の最初の月蝕は、25日に起こる半影月蝕です。
これは主にアメリカ大陸のほとんど、オーストラリアの東半分、アジアの東部
アフリカとヨーロッパの西部で見ることができますが
日本からは、この半影月蝕の一部しか見えません。
月蝕とは、太陽と月の間に地球が入り込むことで
月の一部が欠けて見える現象です。
このとき、月から太陽につながる経路が一時的に断たれるため
地球上では物質化や現実化に焦点が当たり
隠されていたことが現れるタイミングとなります。
今回は、満月で月蝕ですから
良くも悪くも月蝕が起こるハウスの問題が
クローズアップされてきます。
また、今回の月蝕前の23日には、火星が魚座に入り
※火星は怒り、攻撃、火薬、銃を意味します
4月2日からは牡羊座水星が逆行を開始し
4月9日に皆既日蝕が始まりますが
3月23日:火星の魚座入り
4月 2日:水星が逆行開始
4月 9日:皆既日蝕
3月末から4月にかけて天体が動くということは
世の中の出来事も、天体の象意が現実化してきます。
日本では、すでに次のようなことが決定されていますが
3月:メガバンク3行が預金金利の引き上げ
4月:再エネ賦課金徴収による電気代値上げ
:食品、宅急便、郵便料金値上げ
6月:個人住民税の定率減税が半減
月蝕ですから、結果がでてきやすく
解体が本格化してくると考えられます。
ということで
今回の月蝕にはどんな意味があり
私たちの生活に、どんな影響が起こりそうなのか
読んでいきます。
半影月蝕の影響
3月25日に起こる半影月蝕の影響は
次の蝕が起こるまでの期間、そのテーマが有効となりますから
次回の蝕が起こる、2024年9月18日までの影響となります。
まず、魚座に位置する金星、土星、海王星に火星が加わったことで
変化の兆しとして入れ替え「変革」が加速してきます。
機能しない要素を入れ替えて、新たな展開を迎える準備が始まる
「自身の強みや可能性は何か」「理想的な未来像を描けるか」という時期に突入し
日本や企業、個人も、将来を見据える重要な時期に入ったのです。
言い換えると
「何が強みで、何ができるのか」という問いかけが始まり
日本や企業、個人も将来に向けて真剣に考えないと
生き残れないフェーズに入りました。
アセンダントのサインは乙女座
秋までの半年は、乙女座的なテーマが個人、企業、国を動かす
重要な意味になってきます。
乙女座的な力を身につけることが、生き残りにとって大事ということです。
今、手にしているものを確認しながら
未来のため、進化させるために機能していない理想を手放して
現実を冷静に捉え直す必要があります。
そうしないと、未来に向けて新しい一歩を踏み出せないからです。
そこで、アセンダントとMCの支配星である
水星の知性と情報収集力がカギとなります。
他国や他者とのコミュニケーションを通じて情報収集や分析を行い
適切な方向性を見出すために、必要な準備を整えることが求められます。
そんな淘汰の流れの中で、気をつけたいのは地震です。
下記の丸をつけた赤線ラインが関わるエリアの方は
お気をつけください!
月蝕により関係性の見直しと価値の再定義
今回の月蝕図では
太陽が8ハウス牡羊座で、月が2ハウス天秤座にあり
5ハウスの水瓶座冥王星からトライン、セクスタイルで
援助された配置になっています。(赤丸と線)
風の時代に向けた価値づくりが
本格的に日本でも始まるという合図と読めますが
風は散らす要素を含んでいますから
今はその前段階として
不平等にメスが入り解体させて、価値観を変えさせる時期に
突入とも読めます。
2ハウス天秤座月と8ハウス牡羊座太陽がオポジション
5ハウス水瓶座冥王星が太陽にセクスタイル、月にトライン
国民を月、政府を太陽
冥王星を巨大権力や地震、崩壊に喩えると
過去数年間の原材料高騰と円安の影響で物価が上昇し続け
賃金が伸び悩み疲弊する国民は
政府が主導して大幅な賃上げを実現させようとしても
物価上昇に賃上げは追いつかず
追い打ちをかけるように、再生可能エネルギーへの負担増と
森林環境税の増税により苦しめられるようです。
政府は、増税と環境破壊、景観破壊、安全保障問題により
国民の家計負担を増やし続けるということです。
今後、国民生活は国策と利下げの影響だけでなく
海外不動産による債務(銀行)の影響も受ける可能性があり
その背景には政府と海外企業との癒着関係や
円安、インバウンド、海外資金による日本株買いが
日本を支えていると読めます。
ですが、8ハウスは死を意味するハウスでもありますから
国民に「還元」と言いながら「増税」し
自民党派閥の裏金事件もあったため、岸田政権の解散もありえます。
月蝕により社会の課題がクローズアップ
魚座で金星と土星コンジャンクションに
牡牛座木星と天王星がセクスタイル
魚座にいる金星と土星がコンジャンクションを形成しているため
依然として低賃金や個人消費の低迷が続きます。
しかし、株価上昇の中でNISAによる非課税保有限度額拡大があり
国や地方自治体による補助金支援策などの救済措も
突如として出てきそうです。
国会や企業などの権力機関において
年配男性による女性へのいじめや、いやがらせを含む
不適切な管理は依然として問題となっていますが
女性の救済が進展してきます。
この金星と土星はディセンダントに乗っているので
経済、社会の課題である2025年問題(超高齢化社会)が本格化します。
また、そんな魚座金星と土星には
9ハウスにいる牡牛座木星と天王星がセクスタイルで援助しているため
円安と海外投資家の日本株買いは続き
木星が天王星にタイトに重なるまでは
日本株式は急騰しやすいと考えられます。
月蝕で努力の成果が結実する
今回の月蝕では
これまでの努力や取り組みの成果、結果が明らかになります。
3月に入り
「2024年の早期退職募集人数がわずか2カ月で23年超えに」という
ニュースがありました。
日本企業における構造改革に伴う雇用流動化が
本格化したと言われていますが
人手不足と言われる中でも、早期退職を募る大企業の増加もその一例です。
このニュースを占星術視点で見ると
いくつかの企業の創立時のホロスコープからは
金星と土星がコンジャンクションやハードアスペクトを
形成している共通点が見られます。
この配置からは、年配の上司や管理職が女性を抑えて
厳格に管理していた可能性が考えられますが
今回の月蝕図の中の金星と土星のコンジャンクションには
木星と天王星がソフトアスペクトすることで
この状況が解体されて、解放された可能性があり
創業時に金星と土星がらみのホロスコープを持つ企業のリストラが
出てきたようです。
月蝕の影響、個人が意識すべきこと
自分が思うような成果が出ていない人は
これまでの人間関係やアプローチを見直して
自分の未来にとって必要な居場所や人間関係を見直す必要があります。
ただし、自分だけ、相手だけが「犠牲にならず」対等な立場の中で
自分の権利を主張して、望むものを獲得する覚悟も必要です。
また、周囲の人間関係や環境とマッチできず自分を見失いかけている人は
今一度、自分が持っている技術や知識、経験などの自己資源を再評価して
どれを武器にして生きていくか、自己価値を見直すことが重要ですが
手っ取り早く、上手くいっている人の力を借りるのもありです。
いよいよ風の時代が加速してきますから
固定観念を捨てて、自分にとって負担となるならば
一つの居場所や人に固執せずに転身をはかるような
柔軟な姿勢で未来に向かい行動することが不可欠です。
もちろん、愛着を感じる場所から離れるのは難しいことですが
違和感を感じる場合は、思い切って変化を受け入れることが必要です。
例えば、上司や会社から退職勧告を受けた場合でも
自分が捨てられたのではなく
自分からその状況を卒業するという
未来を見据えて行動することが大切です。
最後に、過去の経験や環境にこだわらず
柔軟な発想と行動力を持って新しいチャレンジに挑戦するが重要です。
もはや、大激動時代到来であり
世界や社会、日々の生活に変化が訪れていますから
現状維持よりも自己の成長と未来に向けて積極的に行動することが
良い結果を得る秘訣です。
しかし、そのような変化によってメンタルが影響を受けることもあります。
その場合は、安心できる家族や仲間との交流、ジムで運動する、瞑想するなど
何らかのメンタルを回復させる手段を大切にすることも重要です。
おしまい