自分の枠や制限から飛び出す
土星が山羊座に入って土星回帰をしたのは、2017年12月20日
あれから1年が過ぎて、2018年12月22日に冬至をむかえます。
土星の山羊座回帰滞在期間は、2020年12月17日までで
その間に冥王星、木星、火星と重なり、その後水瓶座に入り木星と重なり
シェアが本格的になる「風の時代」に入ります。
ですがその前に、土星は山羊座で他の天体と重なることで
社会的に大きな影響を与えることになりますが
その合図が、今回の冬至です。
山羊座土星というのは、個人や企業、社会のシステムや枠組みを
ちょうど良い状態に最適化するのですが、そこに冥王星が重なるので
機能しなくなった枠組みや構造を破壊して再生させます。
そのため土星と冥王星のコンジャンクションは
グレートリセットと呼ばれています。
2018年の冬至図を見ると
アセンダントは山羊座で、太陽は12ハウスに入り
逆行中の天王星と調和的な配置にあります。
山羊座太陽が12ハウスというのは、表立って活動しづらく
変革の天王星が逆行中であるため、太陽をサポートしづらい状態ですから
国や企業、個人も制限や枠から出られないだけでなく、国民に知られたくない真実は
強制的に秘密裏に処理します。
同様に、個人も自分が作った枠や、決めた制限から出づらく
私らしく生きるという、システム作りも簡単には作りづらいです。
ですが、1ハウスに入る土星と冥王星は
既存のシステムや社会の枠組みなど、機能しない不要なものを
余儀なく変更したり、強制終了してくるでしょう。
また、外交を表す7ハウスの支配星の月は
双子座6ハウスに入って、2ハウスの魚座火星&海王星
11ハウスの水星&も木星と、やんわりと柔軟サインのTスクエアを作っています。
情報や通信機器関係は、情報操作や嘘が拡散されたり、誤操作システム障害などが起こりやすく
事件や事故を始め、起こっている物事の真実は語らないまま
国民が犠牲になる、騙されるというようなことが多々出てくるでしょう。
ですから、私たち国民は「何が真実なのか」を、しっかりと情報収集をして
真実を見極める必要が出てくるでしょう。
また、結果を意味するMCは天秤座で、その支配星の金星は10ハウスに入っているので
自分の価値を、仕事や社会的な立場で活かすように示唆しています。
ですが、その金星は蠍座なので
なかなか会社や仕事で力を発揮づらく、邪魔が入りやすいので
まずは、自分の実力や、発揮できる場所がどこなのか
足元から固めていく必要がありそうです。
さらに、足元を示すIC軸には、逆行中の天王星が乗っているので
ぐらつきやすく、試練を通じて、立ち位置を問われるようなこともでてくるでしょう。
今回の冬至図の中の天体配置は、厳しい配置で
まるで、試練を与えられているような感じがしますが
それは、自分が作った限界の中にいるからで
自分の信念や理想のために、自ら積極的に事態を切り開くこと
ダメだと思わずに、一度チャレンジしてみることで
射手座木星の恩恵を受けられます。
まずは、決められた組みの中で、自分がやるべきことをやりながら
他人と関わり、異なる価値感を受けいれることです。
すると、自分の可能性が広がり、戦略的に行動していくことができるでしょう。