2020年の土星と冥王星の経済サイクルは何を起こすのか⁉

新型コロナウィルによる景気後退で世界同時株安

新型コロナウイルスの感染拡大が、日本列島に起こっている。

最初は、ダイヤモンドプリンセス号と武漢からの帰国者だけだろうと思っていたのが

船の検疫官、厚労省職員が感染しただけでなく、海外渡航歴のない北海道の小学生、JR東日本職員も感染し

市中感染の拡大が日本中を襲っている。

今週には、イタリアや韓国でも感染者が増加を始め、世界的なパンデミックが始まっています。

結果、世界中が景気減速を意識しはじめ

NYダウは、4日間で3000ドル近い下落、日本株も2244円下落しています。

 

日本では、7月のオリンピック開催を目指す中で、全国で感染者が増加を続け

病状がでていてもPCR検査してもらえない、マスクは品切れ

今や国民は、どうすることもできない状況に追い込まれています。

そんな新型コロナウィルスで混乱する日本、今後さらなる不幸が国民を襲ってくるでしょう。

 

それは、2020年2月17日に内閣府が発表した

「2019年10〜12月期の国内総生産(GDP)は、年率換算でマイナス6.3%」だったからです。

 

GDPマイナス6.3%は、新型コロナウイルスの影響はひとつも入っておらず

消費税の引き上げによって、300兆円もあった内需が冷え込んだ結果です。

 

今後、新型コロナウィルスの影響で企業が在宅ワークを実施すると

デパートや飲食店の売り上げが落ち、日本の内需をどんどん蝕み

1-3期のGDPは、2桁マイナスになる可能性があり

結果、私たちは大不況の入り口に立たされることになるでしょう。

 

内需の減少は、企業の設備投資を不振にし、大企業のリストラを加速させ、中小企業の倒産、自殺者が増え

私たちの生活を貧しくさせていくのです。

 

「自分だけは大丈夫」とは言えない事態が、差し迫ってきています。

今回は、私たちの生活に直結する経済サイクルを占星術で読んでみます。

 

土星と冥王星が作る経済サイクル

占星術では、土星と天王星、土星と冥王星のハードアスペクトが重なると

人間活動における政治、経済、金融セクターに、混乱と崩壊の試練を与えると

いわれています。

2017年12月、土星は山羊座に入ってから、じんわりと冥王星に近づき

2020年1月に22°で冥王星とピタリと重なり、3月初旬には水瓶座に入っていきます。

 

土星は秩序とルール、社会性と枠組み、継続を意味し、冥王星は 、負債や赤字、デフォルトを表しますが

土星と冥王星は運行速度が違うため、土星と冥王星が重なるのは32年~37年で

このサイクルは「経済サイクルを作る」と言われています。

 

この経済サイクルは、速度の速い土星と速度の遅い冥王星が重なる状態にある0度から始まり

土星は冥王星から離れ、16年から20年後に冥王星に対して180°のオポジションをとり

その後、土星は冥王星から270°離れた位置についた後、再び冥王星に360°で重なり次のサイクルを作ります。

 

2020年は、山羊座で土星と冥王星が重なることで古いサイクルが終わり、次のサイクルが始まるための

山羊座リセットが起こるのです。

 

過去の土星と冥王星によるアスペクトと出来事

金融危機のサイクルは、一度深刻な金融危機が起こると

その後、3年~22年の間に、2度目の景気低迷がやってくると言われています。

 

実際、物事が起こるきっかけとなるのは、アスペクトが正確に形成される少し前に始まり

正確な形成を少し過ぎたあたりで、終わりや底をつけると言われています。

過去の土星と冥王星の経済サイクルをみると、タイトになる前後で物事が起こっているのがわかります。

 

1982年11月3日~11日/27° 11月19日~20日/28°(天秤座で土星と冥王星が0度)
1982年   第二次オイルショック
1982年2月 日航機墜落事件
1983年11月 田中角栄元首相に実刑判決

 

1993年3月17~3月25日25°、10月~10日23° 12月20日~29日26°(水瓶座土星と蠍座冥王星が90度)
1991年3月~1993年10月 バブル崩壊による大型不況が深刻化
1993年7月 北海道南西沖地震で死者不明229人

 

2001年6月30日~8月10日12°(双子座土星と射手座冥王星が180度)
2000年~ 2002年3月 ドットコムバブル
2001年 世界貿易センター攻撃
2002年 SARS発生

 

2009年11月9日~18日1°、2010年 8月13日~21日2°(天秤座土星と山羊座冥王星が90度)
2008年 リーマンショック
2009年 世界同時不況

 

2020年と過去との違い

過去の土星と冥王星の経済サイクルは、0度(コンジャンクション)、90度(スクエア)

180度(オポジション)で正確に重なる前から、事故や事件だけでなく、株価暴落、大不況へと世界を巻き込み

特に、90度を意味するスクエアは、大恐慌を勃発させることがありました。

 

2020年3月8日から始まる山羊座で土星と冥王星が重なるコンジャンクションは

拡大の木星と暴走の火星が加わる、クワトロコンジャンクションです。

下記のように春分前後には、20度台でタイトに関わってきますから警戒しておいて損はないでしょう

個人的に、心配しているのは春分前後です。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山羊座は、国、大企業、経団連、上級国民、資本主義を表し

土星は秩序とルール、社会性と枠組み、継続を意味し、冥王星は 、負債や赤字、デフォルトを表し

木星が、真実を明るみにして、物事を拡大させ、攻撃を意味する恒星パラスを伴う火星が

ダメ押しとスイッチを押します。

 

何がいつ頃、起こるのかはわかりませんが、これらが重なることで

国家指導者、大企業、経団連、上級国民、資本主義に対して

国民のフラストレーションが溜まり、エネルギーが沸点に来た時には

何かをきっかけに、根底からリセットされるような出来事が起こる可能性があります。

 

2月末の現時点では、中国発の新型コロナウィルスによる世界経済の悪化ですが

日本は、中国人観光客を受け入れているため、今後は市中感染が拡大していき

第二の武漢や上海、北京のように町中が閑散とすることもありえるでしょう。

 

ただし、それだけで終わればよいのですが

さらなる不幸が起こる可能性もあるので、現金、食料、水の備蓄だけでなく

防災具の確認もしておいた方がよいかもしれません。

 

最後に、山羊座にいる天体のサビアンが何を暗示しているのか読んで終わります。

 

山羊座コンジャンクションのサビアンが暗示

3/8日以降、火星はテイルから離れ、3/13日・14日には災害度数の17°、18°になり

パラス19°、木星21°、冥王星24°、土星29度に接近していきます。

(別に災害を暗示していませんが、万が一の可能性がありますから注意喚起です)

サビアンの20度は必要な状況を引き寄せ、21度はテンションが高くなり、22°でやりすぎを落ち着かせて

24°で限界を超えて山羊座を追求して、29度でやるべきことを全てやり終えますから

何か大きな出来事があるのかもしれません。
個々の天体のサビアンシンボルは下記となります。

山羊座21°:リレー競走
山羊座22°:敗北を優美に認める将軍
山羊座23°:戦争での勇敢さを例える2つの賞
山羊座25°:東洋の布を扱う商人
山羊座30°:秘密のビジネス会議

 

これらが意味するのは、3/17日以降、火星が山羊座20°に入ると、パラス、木星、冥王星、土星と一体化していき

「これまでのいきすぎた資本主義に対する価値観を捨てさせ、現状とは異なる次の価値観へと移行させるために

現状に新しい風を吹き込み、結果、希望を失わず、個々ができることを再確認する」という暗示です。

 

新型コロナウィルスによって、あるいは、災害、暴落からの不況がセットでくることで

国家や企業、上級国民、資本主義にダメージが起こり、市民も犠牲を払うことで価値観を変えなければならない

局面を体験させられるのでしょうか⁈

 

3月は十分な警戒と自己防衛を徹底してくださいね。

私個人としては、すでに1~2週間の食料の確保はしてあります。

 

 

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