魚座木星期からの時代の流れ
4月に入り新年度が始まりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私は、3月から本格的に動画制作を習い始め、ダメ出しのおかげで苦戦しておりますが
もう少ししたら、このブログでも動画によるお話ができるかと思います。
さて、昨年の年末に書いた
【風の時代の生き方】に向けて④2022年の魚座木星と牡羊座木星が意味すること⁈
の記事の中で
「地の時代にできた古い12年サイクルを終えるためには
社会も個人も、自分の本質に合わないものを手放す必要がありますが
そのためには、一旦全てのものを並べて、価値を比較検討するために
要・不要を確認する、真実を見る・知ることから始まるようです。
2022年の魚座木星期では、目の前の出来事を通して
何が真実なのか見極め、何を手放すのか判断することになります」
と書きましたが
1回目の魚座木星期(2021/12/29~2022/5/10)が始まって
数ケ月のうちに世界は一変しました。
2月から始まったロシアによるウクライナ侵攻をきっかけに
原油や天然ガスの高騰が始まり、インフレが加速したことで
世界情勢は大きな曲がり角に差し掛かったのです。
日本では、2019年の消費増税から2020年のコロナ禍により
景気低迷していた中で、輸入物価やエネルギー価格上昇によって
物価上昇と景気悪化が同時に進む、スタグフレーションに突入しました。
そんな中、流行や時代のトレンドを意味する木星が
5月11日に魚座から牡羊座へと移動します。
その後、逆行で10月28日に魚座にもどった後
12月20日に再び牡羊座に移動します。
魚座は12サインの最後の段階で、1つのサイクルの終わり
牡羊座は12星座の始まりで、新しいサイクルが始まりですが
少し見えてきましたね。
魚座木星による時代の雰囲気とは⁈
2020年から始まったコロナ禍をきっかけに、働き方、人との関わり方が変化したことで
生活スタイルが変わり、自分自身や家族と向き合う時間が増えると
コロナ前には、当たり前にこなしてきたことに違和感や疑問が
出てきた人も多いでしょう。
会社や組織で働き続けること、女性や男性、恋人や家族との関係性の中で
押し付けられてきた責任や役割を果たすことが
負担に感じたり、意味を見いだせないという気持ちに気づくのです。
それは、会社や組織、パートナーシップ、夫婦や家族という制限から解放されて
本来の自分に戻るプロセスの中にいるからです。
たとえば
- これまでやっていることにやる気が出ない
- 今までやってきた仕事のやり方や働き方が無理だと感じる
- 恋愛やパートナーシップ、家族における役割が負担に感じる
早い人だと、2020年の5月中旬から1ケ月程度、木星が魚座に入ったことで
上記のような気持ちが芽生えたり、意識に上がっていたはずですが
2021年の12/29日から、本格的に木星が魚座に入ったことで
今までは見えてなかった可能性や希望、恐れや不安など
良いモノ、良くないモノが混じった雰囲気がハッキリ出てきました。
国や社会、企業や個人が、本来のあるべき姿に戻るプロセスが始まっていることを
皆が無意識に感じ始めることで、人によっては人間関係や仕事
社会との関わり方を通して、様々な体験をさせられています。
個人の例では
あなたには「こうあって欲しい生活」があり
それに向かって努力しているのに
叶わない、失望させられているならば
魚座木星・海王星的な視点で見ると
「あなたが望む生活の理想形は
あなたにとっての真実ではない、本来のあなたではない」
ということですが
「ダメだと思っていたのに叶った」というような形で成就するのは
それが本来の自分に戻るための、きっかけになるからです。
人生を計画的にコントロールしようとしている人にとっては
エゴが強いと、この時期、先が読みづらく
ジェットコースターに乗っているような感覚になりやすいでしょう。
そんな魚座ムードを世の中に拡大中の木星ですが
4/12からは海王星と重なることで、そのムードはさらに加速していきます。
魚座で木星と海王星が重なり、過剰とやりすぎが始まる
魚座の資質は、慈善的で寛大、優しさや共感力により
自分と他人の境界線を失くし、他人事を自分のことのように受け止め
思いやりのある平和主義者で、争いや対立を避けますが
己にとっての真実(核)だけは、しっかりと固持します。
そんな魚座で海王星と木星が重なるので、魚座の世界観が世の中にハッキリと出てきます。
海王星は、境界線を曖昧にしながらエゴを否定して真実を追求しますが
木星は、開放的で拡大思考で楽観的、希望に溢れて寛大すぎる
社交的で社会的付き合いが得意な反面、競争、戦いにも長けています。
4/12日からは、魚座で木星と海王星が重なると
これまで以上に制限や制約という枠がなくなり
非常に理想主義的で利他的な面が強調されてくるので
必要であれば、我が身を犠牲にすることも厭わず
他人もそうあるべきだという信念を押し付けられることが
出てきます。
例えば
3月から、日本政府による数百人のウクライナ難民受け入れが始まり
パスポートを持っていなくても、渡航証明書を短時間で発行して
受け入れるだけでなく
出入国在留管理庁により、生活費まで支給することが決定しました。
さらに、経済的困窮の外国人留学生に10万円支給を決定し
インドに対して5兆円の投資など大盤振る舞いをしながら
コロナによって困窮する納税者である、日本国民を見殺しにしながら
非納税者の外国人ばかり厚遇する政府のやり方です。
そんなやりすぎな木星は、5/11日から牡羊座に移動します。
これから新しい12年のサイクルが始まります。
牡羊座木星で風の時代に向けた新しいサイクルが始まる
牡羊座は、開拓精神にあふれ、自己主張、攻撃性、競争、戦闘のサインです。
木星が牡羊座に入ると、蟹座リリスとスクエアを作り
その傍らでは、牡牛座ドラゴンヘッド、太陽、天王星からなる
トリプルコンジャンクションが、水瓶座土星とベスタ、蠍座ドラゴンテイルと
不動サインのTスクエアを作ります。
因縁関係にあるアメリカや中国との関係からくる従属関係を軸に
日本としての新しい価値を生み出し、自給自足率を上げ、外交戦術を磨く
施策へと転換することを促されていますが
国の価値を挙げようとチャレンジすると、同調圧力に阻まれることになるでしょう。
それにより、日本国民の生活は、円安、年金減額、物価上昇による
三重苦が始まっていますが、どんどん過酷になっていきます。
世界的に、このままロシアへの経済制裁が継続されると
エネルギー資源高によるスタグフレーションが世界中で始まり
そこから、政府と反政府派の国民との戦い
国同士の新たな戦争へと発展する可能性もでてくるでしょう。
また、ロシアと中国が手を組むことでドル離れが加速して
ドル離れから元が基軸通貨に変わるきっかけを作ることにもなりかねません。
個人は、これから始まる12サイクルのために何をすればよいのでしょうか?
これから始まる12年のタネをまく準備をする
これから始まる12年サイクルは、風の時代が世の中に定着を始めるので
才能を極めて個性として押し出さないと、生きていけない時代に入ります。
既に日本は後進国であり、景気悪く物価高ですから
企業に勤めていようと、自営業であろうと
政府任せ、企業任せでは生きて行けないフェーズにいることを意識して
個としての看板を背負う準備(兼業、副業、才能を極める)をしておくことです。
まずは、これから始まる新しい時代サイクルに向けて
自分は「どう生きていくのか、どう生きていきたいのか」考え
そこから、自分の才能をどう磨き、未来に繋いでいくのか
長期的なビジョンを作ってから、行動していきましょう。
5/29日からは、牡羊座で火星と木星が重なり、蟹座リリスとはスクエアです。
日本国民のための社会福祉や救済施策は、同盟国から批判や妨害されながらも
既存と新規の競争が加速してきます。(赤丸と線)
ですが、魚座海王星、山羊座冥王星、牡牛座ドラゴンヘッドによる小三角形から
経済低迷を活性化させる、何か施策が始まりそうです。(緑の小三角形)
そうした中で、5月のGW過ぎたあたりから、制度改定や何か新しい試みが始まりますが
前のめりな出来事を目にする、体験させられることになりそうです。
世の中全体が、活発に動いていますから
個人も2023年からの未来に向けて、可能性の選択肢を増やしておくことです。
「これしかできない」という思い込みから
「これもできる」「やってみたい」と言うような気持ちで取り組みましょう。
牡羊座木星期は、やりたいことはガンガンチャレンジすることです。
10月末から魚座木星期に戻ると自分の才能や資格をどう活かしていくのか
手放すべきものを持っていると、本人の希望を無視して
強制的に、その人が進むべき本来の道、真実の道に進むように軌道修正されます。
2022年は何が終わり、何が始まるのか?
2010年からのサイクルで過去を振り返ると
中国の世界進出が加速して世界ルールを無視し始めたことで
世界の中で中国問題が浮上しました。
経済的には、AIが進化していくと共にグローバル化が加速して
アメリカのアマゾン、アップル、グーグル、フェイスブック(現メタ)が
世界中の個人や企業の個人情報を握り、国家を脅かし始め
経済では金融システム、仮想通貨や送金システムが躍進しました。
2010年から始まったサイクルは、国や企業という枠の中での出来事であり
国家に有利な法律、大企業や組織、権力者のための既得権による制度で
個人を縛り犠牲にして成り立つ社会でした。
今体験している出来事は、本当の自分を取り戻す、気づかせるための軌道修正であり
人と同じようにできるのが当たりまえの時代から、能力差ではなく個性を活かす
ための意識づけです。
そのためには、本来の自分らしさを取り戻す必要があります。
時代背景からくる社会や親に背負わされた
受け入れがたかった自分のコンプレックスや恐れ
人に言えない深い闇や業、欲望によって押さえてきた自分に
終止符を打つのが魚座木星期であり
本来の自分に生まれ変わるチャレンジをするのが牡羊座木星期
ではないかと思います。
自分も相手も「こうあらねばならない」から解放されて
「何でもあり」を受け入れることでお互いが歩み寄れます。
個性を活かしながら他人と共存する働き方
本来の自分にあった生き方や働き方をするには
自分の世界を再構築していくことからです。
このプロセスは、西洋占星術が役に立ちます。
お一人ずつチャートを見ながら、本心を伺い
在りたい姿を掘り起こしていくことで
本来のご自身を取り戻して、時代に合った無理のない生き方が
できるようになります。
おしまい
自分の才能、適性、適職、ターニングポイント、生き方を
お知りたい人はこちらからご相談くださいね。