かーディナルクライマックスの威力と意味
先週のタイトな活動宮であるグランドクロスの影響は
目に見えるところと、そうでないところに影響を及ぼしています。
今週は、その影響は若干弱まっているものの、まだまだその影響は続いていきそうです。
このグランドクロスの中で絶大な力を発揮している
山羊座冥王星と牡羊座天王星によるタイトなスクエアは
2012年の5月から始まり、同年9月、2013年の5月と11月
2014年の4月、12月、2015年の3月まで7回接触することになります。
この2つのスクエアの配置で起こった出来事としては
蟹座冥王星時代には、民族大戦争といわれる第一次世界大戦が勃発し
獅子座冥王星時代には、権力争いと言われる第二次世界大戦がありました
これくらいの威力がありますから、
このタイトな接触により、私たちに求められていることは
個人生活から、企業や社会、国に至るまで、機能しなくなっている既存の古いシステムを見直して
時代にあっていないものは淘汰されて
未来に向けた新しいシステムや仕組みを作ることが求められています。
これらの変化の波の5回目として、今年2014年の4月があたります。
5回目の接触ともなると、変化の波に対して免疫ができている人や
意識的に試行錯誤して行動している人が増えてきているようです。
ですが、意識していなくても、火星、土星、冥王星が逆光していますから
火星のような運行速度の速い天体は、私たちに追い打ちをかけるように
新しいシステム作りをさせようと、個人的な欲求を優先させるので
そこからさまざまな出来事へとつながっています。
日本社会は、本音と建て前からなる社会構造でできていますし
既得権がある企業が独占している世界でもあります。
ですから、日本の組織では、個人的な「我」を殺して、組織の規律や命令に合わせて生きることが
良しとされる風潮が長くありました。
ですが、IT革命により世界中の情報を知ることができる現代では
多様性が求められ、皆と同じである必要性がなくなりつつあります。
そんな中で、カーディナルクライマックスは
個人のアイデンティティ、私らしさを確立することを求めていまうから
この7回の接触の中で
個人的に変化したり、企業として新しいビジネスモデルを作るなど進化していく場合と
個人が打撃を受けていない、既存のビジネスや古い構造を維持している企業に分かれます。
その差は、次の牡牛座冥王星時代に引き継がれて、数年後の結果に必ず明暗を分けていきそうです。
現状維持は成長することがないので衰退の始まりですから
時代の流れに併せて生活、考え方を柔軟に変化させていかなければ
数年後には、悩み苦しみながら成長してきた人との間で
何らかの差ができていることを知ることになるでしょう。
私たちはそれほど、変化が激しい世界に生きているという事実を意識しながら
生活していくく必要があるのです。