2021年土星と天王星によるスクエアが3回起こる
米国や欧州では、年明けから新型コロナワクチンの接種が始まっていますが
コロナウィルス変異や副作用の問題もあり、その供給はうまくいっていないようです。
SARSやHIVに対するワクチンも、一定の抑止効果はあっても
100%感染終息には至っていませんから
「ワクチンを接種さえすればコロナ終息」という考えが
どれだけ絵空事であるかということを、世界中の人が実感していることでしょう。
日本も、合理的な理由なく非常事態宣言が1か月延期となり
3月7日に解禁されるかどうかも、よくわからない状況に陥っています。
そんな中で、2月18日には、2021年に影響を与える天体配置の1つとして
水瓶座土星と牡牛座天王星によるスクエアがあります。
このスクエアには、2つの注目ポイントがあり
1つは土星と天王星が、水瓶座を共同支配していることから
水瓶座の影響が強まることで
2つ目は、2021年に起こるスクエアは、オポジションからコンジャンクションに向かう
(180°から0°へ)通過点で起こるため、「衰退」の意味あいが強く
この時期に迎える危機は、そう簡単には解決できない問題が多いことです。
ですから、この2つの惑星に関わる人間関係や状況の力学において
そう簡単には解決できそうもない問題が存在し
物事を根本的に変えていかなければならない状況にまで追いやられるのです。
2021年に起こる水瓶座土星と牡牛座天王星によるスクエアは
2月18日、6月15日、12月24日 に7°~13°できっちりとスクエアを作ります。
このスクエアは、どんな影響を与えるのかについては
歴史は繰り返しますから、過去のスクエアから振り返ります。
過去の土星と天王星によるスクエアの影響
天王星は、1995年~2003年水瓶座に入り、2003年~2010年は魚座
2010年~2018年は牡羊座に入っていましたが
この期間に、水瓶座、魚座、牡羊座に関連する下記の株価を急騰、下落させ
様々な事柄を変革してきました。
水瓶座ではインターネット、SNS、公的・人道支援
魚座では、原油、スピリチュアルや宗教関連
牡羊座では、銃と銃弾、競走、攻撃
<水瓶座天王星VS牡牛座土星期>
- 1999年 7/18日 :16°水瓶座天王星VS牡牛座土星→9月東海村核燃料加工会社で臨界事故
→8月トルコで、9月台湾で大地震 - 1999年11/14日 :13°水瓶座天王星VS牡牛座土星→12月ダウが史上最高値
→翌1月ユーロ誕生 3月有珠山噴火 - 2000年5/13日 :21°水瓶座天王星VS牡牛座土星→6月三明島噴火、12月ITバブル崩壊
<魚座天王星VS乙女座土星期>
- 2008年11/4日:19° 魚座天王星VS 乙女座土星→9月リーマンショックと世界同時不況
- 2009年 2/5日:21° 魚座天王星VS乙女座土星→8月日本民主党政権開始
- 2009年 9/15日:25° 魚座天王星VS乙女座土星→1月ハイチで大地震/日本航空が経営破綻
- 2010年 4/27日:29° 魚座天王星VS乙女座土星→4月宮崎で口蹄疫で牛豚処分
→6月参院選で民主大敗
<牡羊座天王星VS天秤座土星期>
- 2010年 7/27日:0° 牡羊座天王星VS天秤座土星→9月15年ぶりの急激円高、11月ユーロ危機
2/18日から始まる水瓶座土星と牡牛座天王星スクエアの影響
土星は、境界線や限界、制限、城壁など、心理的、地政学的な線引きで
領域を分断しますが
天王星は、自由と解放を求めて法律やルールを変革し
土星の領域や限界を乗り越え、異なるレベルへと導きます。
土星が意味する規制やルールがあまりにも閉鎖的で抑圧的、理不尽ならば
天王星が誘導して、人々は自由と解放を求めて集団となり、デモや抗議運動を行い
極端になると暴力や反乱、やがて革命へと発展して、無政府状態となります。
また、一部の人は、常識を逸脱し、制御不能に陥り、狂ったような振る舞いを
するでしょう。
一方、水瓶座は、大衆や集団、反抗者、変革、未来意識を
牡牛座は、お金と経済、現状維持のサインで
どちらも不動サインですから、頑固で譲りません。
牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座の7°~13°に太陽や火星を持つ人は
その影響に巻き込まれやすいので、注意が必要です。
<2/18日、1回目の水瓶座土星と牡牛座冥王星スクエア>
2/18に起こる土星と天王星のスクエアは、水瓶座7°と牡牛座7°でスクエアです。
これらのサビアンシンボルは8°で、未来を想定してエネルギーの無駄を省き
力を備蓄し、今の自分に必要なことを考えていく度数です。
それぞれのサビアンシンボルは
水瓶座「美しい衣装を着た蝋人形」、牡牛座「雪と一緒にないソリ」で
水瓶座は、仮想空間で完璧な人形を観ながら、未来のこうなりたい自分をイメージングし
牡牛座は、今は不要なソリを通して、将来必要になろうものを準備することで
それぞれが、未来に向けて生きていくために必要なものを獲得していきます。
また、土星が1ハウスに入り、4ハウスの天王星は月と重なっています。
1ハウスには、山羊座冥王星、水瓶座土星、木星、金星、パラスとステリウムになっており
コロナ禍の下で自分のやるべき事や目標、責任について考えながらも
お金、所有物、人間関係や楽しみ、ストレスに関して現状維持を貫きたい領域と
自分や家族にとって、「もう不要だ、嫌だ」と感じる物や、人間関係、思いを
見直し、風の時代に合わせて自分をカスタマイズすることが求められます。
この時期のテーマである水瓶座太陽は2ハウスで、魚座に移動する準備中ですから
これしかないという頑固さや、こだわりを捨てて
時代に合わせて自分の価値観、経済的な問題に取り組みます。
2021年、3回起こる土星と天王星スクエアは価値を刷新する
2021年起こる水瓶座土星と牡牛座天王星のスクエアは
不動サインで起こりますから、テーマは価値の刷新です。
世の中、人の価値観は、普通に過ごしていては何も変わりませんから
突然のトラブルや不都合な出来事を通して、変わっていきます。
(※2回目、3回目のチャートは1回目ほどインパクトがないので省略します)
1回目2/18に起こるスクエアは7°で起こり
慣れきった事柄やマンネリ化した関係を、ブレイクスルーするタイミングです。
2回目6/15に起こるスクエアは13°で起こり、1回目でブレイクスルーさせたものを
日常生活に馴染ませていきますが
その過程では、ありきたりではなく、型にはまらない方法や生き方を模索しはじめ
独自の基準や価値観で、社会や他人を評価するようになるので
既存の企業や社会的なステータスをとるか、自分や仲間、世の中にとって
意義のある生き方をするのか模索が始まります。
3回目12/24に起こるスクエアは11°で起こり、天王星が逆行期間にあたり
2回目のテーマを再度復習しますが
新しいステージにチャレンジしたい、自分の能力を試したいという
独自の方針、自分の生き方や働き方を通すために
既存の企業や組織に残るか、出るか選択の時になる人もいるでしょう。
土星と天王星スクエアでは未来の準備をする
コロナ禍2年目の2021年の2月は、10都府県で緊急事態宣言が延長され
感染防止徹底のため「不要不急」の外出は自粛が求められています。
行政や医療機関、高齢者や基礎疾患保有者にとっては
コロナ禍による自粛は必要かもしれませんが
個人の人生においては、世の中が停滞していても
コロナ禍だけだが重要ではありません。
政府や行政、会社の方針に従い、ルールを守り
コロナ対策を、日々の最優先事項として行動制限して
将来の収穫につながることを何もしていないと
実りは何も得られませんし、人生も変わりません。
今後益々、社会の中で思考格差、経済格差は拡大していきますから
2月18日の水瓶座土星と牡牛座天王星のスクエアをきっかけに
ウィズコロナ生活から、アフターコロナ時代を見据えて
リスク管理をしながら、未来の種を仕込んでいかないと
数年後には「失われた2020年、2021年」になるだけです。
会社勤めをしていれば、現状を疑い、自分を変革させる思考がなくも
とりあえず生きていけるかもしれませんが
ステレオタイプのままでいると、やがて思考は停止して
いざという時に発想転換ができなくなるでしょう。
今のうちに、時代に合うように自分をカスタマイズさせておきたいところです。
おしまい
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