2023年下半期の過ごし方と社会情勢

2023年下半期のホロスコープ

2023年も後半に入りましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

2023年も夏真っ盛りで、世の中の流れをホロスコープで見ると
季節は移り替わり、夏至も終わっていたので

ついでに秋分図も合わせて見ると
共通の象徴が出ておりました。

それは、夏至図・秋分図の2つのチャート内の土星が
インターセプトしているということです。

下図の水色でマークされたサインの中に「ち」のマーク。

夏至図と秋分図で土星がインターセプト

ということで
2023年下半期の過ごし方について
社会情勢を見据えて書いていきます。

2023年夏至図

まず、2023年夏至図では
12ハウスは水瓶座で始まり、魚座を抜けて、牡羊座で終わります。

水瓶座と牡羊座に挟まれた魚座は
サインの力を発揮しづらい

そんな魚座インターセプトの中に土星が入っています。

この土星は、12ハウスで逆行していて
力を発揮できないのに

インターセプトの中にいるということは
マトリョーシカの最後の人形のような状態です。

 

土星:12ハウス+逆行+インターセプト

 

つまり、社会の中で
法律やルール、制度やシステムがうまく働きづらい、動かない!
状態になっているのです。

だから、政府や企業、個人にとっては
「やり方、仕組み、ルールそういうものが全然機能していない!」
と感じやすい状況が出るということです。

 

たとえば
マインナンバーカード

現行の健康保険証を2024年秋に原則廃止し
マイナンバーカードに一本化する予定でしたが
保有者を巡る相次ぐトラブルによって
政府の方針は、廃止期限の延期に入りました。

 

LGBTQや少子化、認知症などの法案についても同様で

「誰のための法案なのか?国民、現場のニーズがわからない」
という状況が起こっているのです。

 

また、連日、ニュースになっている
ビッグモーターの街路樹への除草剤散布疑惑しかり

自分のビジネスに「邪魔だから」と
除草剤で周辺街路樹を枯らすといった大企業の行為は

企業ありきで、周辺住民や地域のお客様を無視した
逸脱した迷惑行為です。

 

サラリーマンやOLの場合だと
会社は未来に向けて新しい制度を導入したが
社員にとっては使えない、かえって不便になった

新しい上司になって既存のやり方が変わっても
現場の声を聴けていないので体裁たけを整えたもので
かえって、現場の労力が増える

というような事象が起こりやすいということです。

 

秋分までは
社会においては、国民不在の政策
仕事においては、現場不在のやり方やルールが横行し

自分も、何かを形にしようとしても、最終形にたどり着けない。

「このやり方で本当にいいんだろうか」という感覚が
これから非常に出てきやすいということです。

2023年秋分図

続いて2023年秋分図では
1ハウスが水瓶座で始まり、魚座を抜けて、牡羊座で終わります。

夏至図から続く秋分図でも
土星は魚座インターセプトの中に入っていますが

土星:1ハウス+逆行+インターセプト

この土星は、1ハウスで逆行している状態で
力を発揮できないので

国や、企業、個人は
その力が正当に評価されづらい
その当事者さえも、正論や理性が滞りやすい。

また、仲間うちや組織でも意見が割れて揉めやすい

意見はまとまるどころか
頭を押させつけられるような状態になりやすく
やりづらいでしょう。

 

さらに国や首相を意味する太陽も
7ハウスでインターセプトです。

太陽:7ハウス+インターセプト

岸田内閣の外交も相手国にイニシアティブをとられて
日本が欲しいものが手に入らない状態となるでしょう。

 

個人もしかりで
自分の思い描くようには、仕事や人生が進みづらいのです。

家族や他人に期待しても、期待通りの答えを与えてはくれないでしょう。

土星のインターセプト対策とは⁈

というように、2023年下半期は
土星のインターセプトの影響により

当事者意識がない政府、企業、法律、上司、他人によって
振り回されやすいので

自分の思惑通りには「上手くいかない」ことを前提で
行動や予定を考えておいた方がいいのです。

まずは、自分でできるはやる
「これしかない」という思い込みを捨てる

というように柔軟に対応することが
ストレス回避となります。

個人が意識すること

そんな中でわたしたちがやるべきことは

「仕方ない」
「決まったから」と
あきらめることでも戦うことでもなく
当事者意識を持って

自分にとって必要なものは声を上げて
相手と対等に話し合いをすることで

しっかりと自分のニーズを理解してもらえるように
働きかける必要がありますが

そのためには、自分の中にあるニーズを知っておかないと
相手に伝わらないので

・自分は何がやりたいのか?
・何を吸収して何を生み出したいか?

という今の自分の欲望を知っておくことから始めるとよいでしょう。

目の前で起こる状況や出来事から
自分に必要なこと「養分」を取りこむつもりで
生きる力に変えていくということです。

 

たとえば
過去の私が失業した時、リストラされた時

もう立ち上がれないと思うほど
裏切られ、深く傷つけられて
「どうしようもなく辛い」朝

布団の中でぐずぐず
自分の失敗へのダメ出し、、、、

「なんで、ああ言ったんだろう」
「こうしておけば良かったのに」
というような「負のスパイラル」に引きづられている時

 

自分に言い聞かせてきたのは

泣いていても、止まっていても
状況は変わらない

「何がまずかったんだろう、、、」
「どうすればよかったんだろう」

失敗した要因を養分にして
ゼロから新しい行動をスタートさせてきました。

ほんの小さなことでも糧を探して
次に活かす気持ちで、立ち上がるのです。

 

これから世の中は、もっと混沌としていくでしょう。
様々な法案によって、その影響がでてくると考えられますが

この時期、他人に期待するよりも
「自分はここまでは達成したい」という
当事者意識が絶対的に必要となります。

 

「自分で自分を満たす」意識です。

物事が思うように進まなくても
自分の意見が却下されても

「私、よく頑張ったな~」
「言うだけは言ったから、、」
というように頑張った自分をほめるということです。

 

ですが、そんな混沌とした社会の中で
自分の欲求を、自分で満たしていかなければならないのに

「自分の価値」や他人との協調(社交性)を意味する
金星が獅子座の最後の度数から逆行を開始します。

金星の逆行(7/23~9/4)の影響

金星:11ハウスで獅子座29度で逆行

これはどういうことかと言うと

「通常どおりの動きが得られない
物事がうまく前に進んでいかないと感じやすい」

「今は前向きに物事を動かすのではなく
後ろ向きに解決すべき課題がある」

と捉える時期が始まったのです。

 

金星は1ハウスと8ハウスの支配星ですから
仕事やプライベートにおいて
平等や公平意識が高まり、理想が先行しがちになりやすく

「社会のルールに縛られず自分らしく生きたい」気持ちが高まりやすい

 

ですが、うまくいかないと
自分が嫌になる、自己肯定感が低くなりやすい時期でもあります。

 

世の中的には、パートナーシップの在り方だけでなく(芸能人の不倫問題)
性的な虐待が引き金となるニュースを目にすることも多くなりそうです。

 

金星逆行からニュースを読む

金星は、天秤座と牡牛座の支配星ですが

天秤座といえば
パートナーシップや外交のサインなので
岸田内閣の外交政策と考えれば
8月18日に開催される日米韓首脳会議があたります。


この三カ国会談が行われるのは
バイデン大統領が、就任後初のキャンプデービッド(米大統領の保養地)で
同盟国の首脳が招かれますが

韓国と日本にアメリカへの忠誠心を競わせながら
この会談が、中国や北朝鮮にどのようなプレッシャーを与えることになるのか
秤にもかけているはずです。

 

次に牡牛座と言えば
お金や価値観のサインですが

7月28日の昼に飛び込んできたのは
日銀が長短金利操作の部分修正に踏み切ったというニュース。


この時期、金星は水星とのコンタクトもあり
天王星によって「速報」ニュースとなったようで

ようやく、重い腰を上げた日銀の緩和は
日本の経済状況の見直し
収支が適正に働いているかどうかの見直しが始まるサインです。

そして、そのすぐ後に厚生労働省が最低賃金を1,002円に引き上げると決定。

日本の賃金は世界的に見て、チップもなく異常なほど低いけれど
最低賃金が1002円はゼロよりまし、小さな一歩と考えたい。

金星逆行=金利、賃金の是正

この2つのニュースは
金星による経済や価値の見直しが、是正という形で出てきたようですが

 

金星逆行時期は「経済収支と自分らしさ」見直す

金星逆行=是正という現象を個人に置き換えたなら

自分の経済状況=お金の稼ぎ方、使い方、貯め方といった
収支が適正に働いているかどうかの見直しにつながるでしょう。

 

また、ASCの支配星である金星が獅子座で逆行していますが
牡牛座天王星とはスクエア

獅子座も牡牛座も不動サインで、テーマは「価値」なので

獅子座的な見直しと牡牛座天王星的から
未来に向けた「自分らしさ」について考える必要があります。

具体的には

「自分の未来を明るく豊かにする価値とは何か」

 

を再考する時期だということです。

・自分が考える理想は、自分が誇らしく感じられるのか?
・未来の自分のために一時的に損をしてもよいと考えられるのか?
・そのために人生を賭ける勇気や情熱を持てるのか?

そんなことを選択の基準にしてみるのです。

同時に、時代の空気、世間の風当たり
他人のフィードバックを受け取ることで

自分が意識していない別の「自分らしさ」がわかり
よりよい方に修正する必要もでてくるでしょう。

ということで金星が逆行する1ケ月間は

経済収支の見直し
未来に向けた「自分らしさ」

を見直して修正することをしてはどうでしょうか?

できれば
現状維持でいたい、事なかれで穏便にやりたい
変わりたくない、皆と同じでよい
と考えているなら

 

風の時代は
そういった停滞感に風を起こして修正、是正を加える力があるので
強制的に変化を求められるでしょう。

自らが変化の風=ムードを感じたら
速やかに動きたいものですね。

おしまい

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