夏至のホロスコープを読む
五輪開催に向けて、非常事態宣言が一斉に解除され
東京や大阪など7都道府県は、まん延防止等重点措置に移行することになりましたが
すでに日本各地では、海外からのオリンピック選手が来日して合宿を始めており
7月には、前代未聞のコロナパンデミック下での五輪開催が行われます。
そんな中、明日6/21は夏至です。
意識的にやっておきたいことは、春分からの流れを受けて
秋分で違う要素を加えて発展させて、冬至で刈り取るために
一年サイクルの2期目になる夏至では、次の一手を打っておく時です。
では、これから3ケ月の展望を、夏至のチャートで読み解きます。
今後の方向性を意味するアセンダントは天秤座10° で
サビアンシンボル「メガネ越しに覗き込んでいる教授」(黄色の丸)
人生の新しい価値や意味を切り開くために、現実離れしたことに没入し
皆と同じ流れに乗らず、視点をずらして行動していく必要がありそうです。
そのためには、天秤座のアセンダント、9ハウス双子座水星、5ハウス水瓶座土星による
風の三角形であるグランドトラインを利用して(黄色の三角形)
ブレインストーミングが必要で、考えてなかったけれど閃いた良さそうなアイデアを
メモする、思い浮かぶことを片っ端から実行していくことです。
行動の結果は、 MCの蟹座11°ですから、自分にとって価値があると確認したものを
追求するのです。
夏至ののテーマである蟹座太陽は、天頂近くの9ハウスで(赤丸と線)
今後の発展に向けて信念、哲学を追求することで視野を広げようとしますが
5ハウスの魚座木星とはトラインですから
社会的なイベント(オリンピック)開催で視野を広げます。
コロナパンデミック下で500人の看護師を待機させて、強行に東京五輪を開催をすることは
開催に反対していた国民の視野を広げ、熱狂させるのかもしれません。
ですが、国民を意味する蠍座9°の月は、2ハウスにいて(緑の四角)
4ハウス水瓶座土星、8ハウス牡牛座天王星、10ハウス獅子座火星と共に
不動サインのグランドクロスの中に巻き込まれていますから
「五輪大成功→支持率回復→秋の総選挙で菅政権続統」という政府の思惑の下で
国民は、コロナ感染拡大、飲食店の大量閉店や企業の変革(リストラ)に巻き込まれ
ワクチン接種、交通制限などのプレッシャーの中で、がんじがらめとなり
動けない可能性も出てきそうです。
また、7ハウスのディセンダントのカプスには、感染症を意味する牡羊座キロン
6ハウスには感染を意味する魚座海王星が入っていますから
オリンピックにより海外から変異型ウイルスは持ち込まれ
オリンピックをサポートする医療従事者経由で、日本国内に感染拡大していくとも取れます。
7都道府県で緊急事態宣言が解除されても
21日から「まん延防止等重点措置」に移行するため
閉塞感の中で、自分の知性を使って自分が価値あるものを見い出して
コツコツと未来準備をしていく必要があります。
また、アセンダントの支配星である蟹座22°金星は
天頂の10ハウスで輝いていますが(水色の丸と線)
4ハウスに入る山羊座26°冥王星とはポジション
6ハウスの魚座23°海王星とはトライン です。
足元から国民のお金が崩れていく (株価暴落による年金の縮小)の可能性
健康面での感染拡大による被害も出てきそうです。
矛盾を解決するカギは水瓶座土星を利用する
今回の夏至図には、風のグランドトラインと、不動宮のグランドクロスができて
政府による強行政策の下で、新しいスタンダードになりえる物が共存していますから
世の中的に矛盾するダブルスタンダードは変わりません。
ですが、この矛盾を解決するのは水瓶座12°土星で
サビアンシンボル「バロメーター」は
時代の空気、周囲の変化を読み取りながら、常識や限界を超えて
予想以上の成果を手に入れようとします。
私たちが気づかないところで
未来に向かって不要な社会構造や枠が崩れ始めているので
どちらにシフトするのかは、時代の変化をしっかりと意識して
新しいものや考え方へと移行する準備をしたいところです。
6月後半は、21日から木星が逆行開始、23日に水星が順行に戻り
26日からは海王星が逆行を開始します。
見過ごされてきた社会秩序や価値観には、再度見直しが入り
滞っていた手続きや契約、施行は前進していきます。
ですが、海王星が逆行ですから、国や個人が目指すべき方向(真実の道)へと
進むべく軌道修正は入るでしょう。
明日の夏至からは、世の中の流れを見ながら、未来に向けた準備をしていきましょう。
おしまい