風の時代が始って2022年の状況
2020年12月22日から始まった風の時代(水瓶座で土星と木星がコンジャクション)から
2年が経過しました。
お客様とお話をしていて、改めて水瓶座グレート・コンジャクションで何が変わるのか?
を読んでみると、2000年に起こった出来事と2022年の状況が似てきているのが分かります。
抜粋すると
日本の出来事を中心に状況をみると
- 2020年に起こったコロナ禍により、個人が経営する多くの飲食店の閉店が相次ぎ
- 2021年は、個人経営のお店、チェーン店の一部閉鎖だったものが
- 2022年は、コロナ禍で政府による支援貸し付け(セーフティネット)の返済が始まり
返済できない企業の倒産が建設会社から始まり、不動産、アパレル、エステサロン、畜産
日本の基幹産業を担う(旧日本ラジエーター)時価総額1兆円規模のマレリの倒産。
その地域の雇用がなくなることで、それに関連する飲食、交通、スーパー、美容関連の
事業も連鎖倒産するという意味です。
5万人規模の工場だと300~400億の円消費が地域からなくなります。
世界的なインフレが加速する中、IMFデータによると
30年以上、日本人の給与だけ上がっていません。
しかも2022年は、急激な円安により円の価値が目減りして、どんどん貧しくなっています。
2023年にかけては、大企業の倒産、地銀の再編も加速していきます。
2022年の出来事を占星術で読み解く
占星術的に見ると
現在、私たちが体験させられている出来事は
2020年に始まった木星と土星による風の時代の始まりの中で
木星の拡大と土星の制限や縮小が 上手くシンクロせず
社会、政治、経済領域において 対立していると考えられます。
その下で
2021年から、水瓶座土星と牡牛座天王星のスクエアがあり
詳しくは(2021年、土星と天王星で3回起こる スクエアの意味)でご確認ください。
2022年2月にはロシアのウクライナ侵攻をプーチン大統領のホロスコープから読むで
世界的なインフレがやってくることを書きましたが、その影響が5月から始まったわけです。
水瓶座土星は、既存の社会ルールに対して常識に囚われない、自由で新しいビジョンを
社会に浸透させるために、一度、混沌とした状況や無秩序にする大規模な社会変化をもたらします。
そんな中で、水瓶座土星と牡牛座天王星のスクエアが2021年から始まり
コロナ禍をきっかけとする企業倒産
2022年は、政府によるセーフティの返済不能な企業の倒産が起こっている状態です。
全ては、私たちの物質に依存する価値感を変えさせるために、生活や生命を脅かすのです。
風の時代に生きづらい人
今年、私のところにご相談に来られる多くの方の太陽星座(サイン)が一貫しているので
今回は「風の時代」に生きづらい人と、生きやすい人ということで
サインについて書いていきます。
風の時代に生きづらい人というのは、獅子座、水瓶座、蠍座、牡牛座に
太陽がある人です。
牡牛座天王星と水瓶座土星が、これらのサインに対してスクエアやオポジションという
ハードアスペクトによって否定や制限、圧力、変更、変革を与えてくるからです。
不動サインと呼ばれるこれらのサインは、自ら動くというよりも他人を動かしますが
ハードアスペクトの影響によって、動かざるえない、重い腰を上げなければならない状況に
立たされているのです。
例えば、牡牛座天王星の影響は
獅子座・水瓶座にスクエア
蠍座にオポジション
水瓶座土星の影響は
牡牛座と蠍座にスクエア
獅子座にオポジション
牡牛座天王星と水瓶座土星の両方の影響を受けるが
獅子座と蠍座です
サインの中のいつ頃生まれたか、にもよりますが
2020年から何だか上手くいかない、不調、生きづらいと
特に感じやすいのは獅子座と蠍座に太陽を持つ人です。
これらのサインに太陽がある人の場合
自分らしさや自己実現、仕事を意味する太陽が
水瓶座土星の影響によって、不足感チェックをされることで
これまでやっていたことに対して
「自分は足りない、このままではいけない」という気持ちになりやすかったりします。
自分へのダメ出しパワーが強くなると、ダメ出しをしてくる相手を引き寄せます。
結果、「○○してもらうためには△△が必要」という考えに陥りやすくなります。
ですから、お悩みのテーマが土星がらみのことが多いです。
また、牡牛座天王星は、自分の感性に合わないものを好き嫌いでハッキリと区別するため
その基準によって、いきなり方向転換をさせられたりします。
自分らしさを感じる、発揮するよりも、短所にスポットライトが当たりやすく
それに伴う葛藤や苦痛によって価値観を変革させられるのです。
ということで、これらのサインがどのような性質を持ち
どこに矯正が入り、価値観の変更を求められるのか、みていきます。
獅子座
自分の中の生きる喜びを「ドラマ化する能力」によって
人生を演出するようなところがあります。
それがポジティブに使われると
自分を表現する力や独創的な芸術として昇華されるので、たくさんの人に
ドラマチックな感動を与えます。
賞賛されることで、「自分は周りと違う、特別な私」を確かなものとして実感するのです。
短所は他人に理解されたいという強い欲求があるため、それが満たされない
プライドが傷つけられると内向的にいじけ、脇役のいない主役のような独りよがりとなり
相手の状況を考えずに自分が理解されることを望み、周囲を巻き込みます。
水瓶座
組織や社会が決めた、そこでしか通用しない価値観やルールに対して異議を唱えます。
公共性や長期的ビジョン、普遍的な価値を見出したいのです。
社会的な通念には興味がないので、あえて既存の価値観を壊すような行動をして
状況をグレードアップさせるために変革や改革を起こします。
対人関係では、職場や地域家族の影響を嫌い、何にも染まらない自分になろうとしますが
反面、考え方や理想を共有する仲間とは、立場や地域を越えて繋がろうとします。
短所は、他人の感情に鈍感でどこが無機質なところがあるので
無意識に人を傷つけていることがあります。
また自分の自説にこだわり、頑固で偏屈、思想的に偏っていることも多いです。
蠍座
特定の人や物事に対して深い絆や関係を求めます。
自分の器を大きくするためには、自分の人格を横に置いて相手との一体感を望むのです。
洞察力に優れ、他人の深層心理を読み取ることに長けていますから
いつの間にか相手は、蠍座に依存させられているようなところがあります。
短所は、蠍座の一体感は、特定の人物と親密で深い絆を求めますから
依存や支配関係を生み出します。
情念や執念、偏執性が出てきますからし、時には経済的な依存関係にまで発展して
事件やトラブルに繋がったりします。
牡牛座
自分らしさを実感するために何事もゆっくり時間をかけて体感していきます。
心地よい五感を満たしてくれる環境を身の回りに作り維持するために
経済的土台を作ることが得意です。
自分の心地よい感覚が大事で、慣れ親しんだ物にこだわります。
短所としては。自分の感性にこだわるため他人に歩み寄る姿勢に乏しく
自分の感覚が大事なので、他人のことを理解すること、コミュニケーションは苦手ですから
周囲からは「空気が読めない」と言われることも多々あります。
風の時代に生きやすい人
一方で、風の時代に生きやすい人というのは、天秤座、双子座、です。
水瓶座もいれたいところですが、不動サインで「幸福と不遇」が紙一重状態となりやすいので
今回は、天秤座と双子座にしておきます。
天秤座は 牡牛座天王星とはインコンジャクトで努力を強いられますが
水瓶座土星とトラインでサポートを受けます。
双子座は、牡牛座天王星とはアスペクトを取りませんが
水瓶座土星とはトラインでサポートを受けます。
これらのサインは、水瓶座土星によって保護されるので
自己実現や仕事においては、目上の人、年長の男性の信頼を受けて
社会的に保護されるので、自分らしい人生や仕事を創りやすいです。
また、人によっては代々の仕事を継承する、社会からあてがわれた人生を受け入れ
まっとうするために、誠実で責任感のある生き方をする人も多いです。
ですが、天秤座と牡牛座天王星のインコンジャクトは、
その支配星が金星つながりなので、自己価値の問題がでてきやすく
天秤座は、牡牛座の「ブレないマイペースさや受け取る」ことを学ばされることになります。
また、今後水瓶座冥王星、双子座天王星に入った時には
底なしの力のサポートを、天秤座と双子座は受けることになります。
自分の思うように運がサポートしてくれるのでチャンスを掴むために
水瓶座冥王星が何ハウスに入るのかチェックしておきたいところです。
では、サインの特徴をみると
双子座
好奇心をもって個人の可能性を広げるために、様々な新しい物事に向かい
周囲の環境に能動的に働きかけます。
思考や情報を柔軟に扱う姿勢も見られ、多弁、要領の良さ
多才といった能力に繋がります。
基本的に頭の回転が良く、物事の習得が早く、コミュニケーション上手で
マルチな才能を持ちます。
また、多趣味で学習や遊び、機転の良さが求められるスポーツも得意です。
短所としては、何に対しても本気になれないところがあり
楽しんでいるようで、どこか空虚感が付きまといます。
集中力に欠け、飽きやすい、物事を浅くしか理解できなかったりします。
また、思考が柔軟なので考えが変わりやすく、軽薄さが出てきて
裏切り者とか嘘つきと思われることも少なくありません。
天秤座
スマートで知的かつアクティブな人間関係を求めます。
多種多様な人物の考え方や感性と積極的に関わり、広い視野を保とうとします。
人との関わりや視野から、自分の論理を組み立て言葉で表現するのです。
客観的判断で行動し、相手の立場に立ったコミュニケーションを得意とする
人間関係の調整役として才能を発揮します。
その器用さ故に、周囲から八方美人に見られることも多く
他人の視線を常に意識し、自分の外見や振る舞いを客観的に判断して対応します。
短所としては、全体の調和ばかりに気を取られ、みんなから気に入られたいと言う
思いが強いので、相手に合わせすぎて自分の本音に気づけない、気疲れや
自分の理想を追求できないことです。
おしまい
※申し訳ございませんが、現在ご依頼が多いので
10月下旬からの鑑定開始となり、そちらでよろしければ
お申込みをお待ちしております。