200年に1度のグレートミューテーションが始まる
2020年12月21日冬至の後、12月22日には水瓶座で木星と土星のコンジャンクションが起こります。
200年続いた1つのサイクルが終わり、次のサイクルが始まるのです。
(下記は2020年12月21日のチャートです)
冬至では、山羊座支配星である土星が「余計なものを捨て、必要なものだけを残す」ように促したあと
水瓶座木星と土星のコンジャンクションが「地の時代が終わり、風の時代のはじまり」を告げる
「グレート・ミューテーション」が始まり、社会的に価値を失っているものや、機能しない体制は
強制的に淘汰されていきます。
グレート・ミューテーションとは「変異」という意味ですが、約200年間、木星と土星が同じエレメント
(火性、地性、風性、水性)で、20年ごとに10サイクルのコンジャンクションを終えたのち
次の新しいエレメントに入る「星座宮の移動」のことです。
2020年~2219年の間に起こる、水瓶座(風のエレメント)で始まるグレート・コンジャンクションは
次のエレメント(水のエレメント)である蠍座に入るまでの間、20年ごとに風のエレメント
(水瓶座、双子座、天秤座)でコンジャンクションが起こします。
ですが、同じエレメントで連続的に起こる10サイクルのコンジャンクションの終盤前には
次のエレメントでのコンジャンクションを起こして、次の200年時代の予告編ともいうべき
社会現象を垣間見せてくれます。
土星と木星のコンジャンクションは、火→地→風→水→火、、、と4つのエレメントを200年おきに
移動して、秩序と安定を保ちながら社会が発展していくために、古い体制や価値観、ルールや道徳観
教育など社会、政治、経済の方向性を200年サイクルで変化させていきます。
1702年~1821年:火の時代→開拓・移動
1842年~2000年:地の時代→物質・消費
2020年~2219年:風の時代→個性・調和
風の時代にはどんなことが起こるのか
1842年から始まった地の時代は、物質的、世俗的な成功に価値がおかれ、大量生産
大量消費が始まり、法に基づき、安全と秩序を保ちながら、常識と権力で統制された資本主義社会でした。
人間のステータスは、物質的豊かさの量で測られ、地位や権力が社会的な成功とつながります。
企業や組織の中で、規則を守り法律に従い常識的に生きて、会社のために個性を犠牲にして
社会的強者になるために、自分と他者を切り離して考え、 相手が傷つき、失敗しようが関係ない
という考えるがはびこり、上下関係、勝者と敗者、ポジティブとネガティブというような
二元論的な信念が存在する世界です。
この200年には、農業、製造業、畜産業、銀行や証券、保険業、土地・ 不動産関連の企業が
大きく 成長しました。
1980年代からは、技術革新が人々の生活水準を上げる「新自由主義」が始まると
グローバル化と拝金主義が促進され、経済的・政治的な不平等が広がっていきました。
2020年(風の時代)から始まる次の200年が、どのような未来になるのか知る手がかりとして
1980年12月31日~2000年5月28日に起こった、天秤座のグレートコンジャンクションが参考になる
かもしれません。
天秤座は、 人と人とのつながり、協調や協力、調和的で公平な社会を意味しますが
この20年に起こった大きな社会的な出来事は、グローバル化とテクノロジーの進化によって
国境を越えた人とのつながり、コミュニケーションの変化です。
- ベルリンの壁崩壊により共産主義の統制が始まる
- デジタル化が意識されマルチメディアブーム到来
- Windows が発売され、パソコンに現代的なGUIが普及
- ゲームが2Dから3Dに移行し、CD-ROM XAやビデオ、CD、DVDが登場
- 先進国でインターネット、パーソナルコンピュータ、携帯電話の普及が始まる
- テクノロジー関連の新興企業が多数倒産してITバブル崩壊
2020年~2040年に起こる水瓶座時代は、1980年から20年間に起きた(天秤座時代)テクノロジーの進化を
さらに加速させて、社会を大きく変化させていくでしょう。
独創的なアイデアと革新的な思考に社会的価値がおかれ、個性や生き方が尊重される社会へと
変わっていきます。
意識や波動が中心となる水瓶座時代は、国境や物理的な制約を超え、同じ志を持つ人々が繋がり
3次元から5次元の世界へと広がっていきます。
独裁政権や大量消費社会が終わり、富や資源の再分配が行われる 自由で平等な社会が始まります。
ですが、次のサイクルで「新しい社会」を創る前には、古い体制や価値観を一旦リセットするために
強制終了的な出来事が起こります。
2000年vs 2020年の木星・土星・天王星の相関性
2000年5月28日、牡牛座22°で起きた木星・土星のコンジャンクションと、水瓶座天王星のスクエア時には
コンピューターやテクノロジー関連の新興企業が多数倒産して、ITバブルがはじけ、株式市場は最高値から
80%も値下がりして、世界同時株安になりました。
(下記は、2000年5月28日のチャートです。)
2020年12月22日、水瓶座0°で起こる木星・土星のコンジャンクションと、牡牛座天王星がスクエアを
つくります。
1枚目と2枚目のチャートを比較してもらうとわかりますが
2020年と 2000年のコンジャンクションは、惑星が滞在する サインを交換しているだけなので
歴史は形を変えて繰り返すこと、土星と天王星のスクエアは、典型的なリストラ、職務や義務から離脱の
アスペクトだとすると、、、
2020年12月22日以降に起こりえる可能性としては、2000年に起こった出来事と類似のことが
起こっても不思議ではないのです。
ただし、株価暴落については、各国の金融政策によって株価下支えがされているため
80%も下落することは、ないだろうと思われます。
木星 :拡大と発展
土星 :政府や支配者、統制
天王星:自由と独立を求める大衆(国民)や集合体
水瓶座:テクノロジー
牡牛座:経済や財政問題
とみなすならば、起こりえる可能性としては
- コロナ1波の業績悪化を引きづり、長引く不況と2波、3波の影響により牡牛座関連企業の倒産増加
- 政府がコロナ拡大を恐れ、企業の営業活動や国民の行動を、より強制的に管理統制する
- コロナ感染拡大と経済不況に対する政府の失策を、国民による集団的抗議と追求から政権交代
- 世界中のBICデータが管理されたネット格差により、既存の実地店舗が縮小や閉鎖に追いやられる
- 大量の失業者が街にあふれる、個人事業主が増加する
既存の経済、政治的な不平等を解消して、富の再分配を行う「平等主義的な社会」を誕生させていく前には
大きな痛みを伴う体験する可能性があるかもしれません。
水瓶座時代を生きていくために
コロナ感染拡大を防止するために ロックダウン、 国境封鎖、自粛要請など世界各国が対策をとってきましたが
コロナウイルスの完全収束までには長い時間がかかり、世界中で断続的な制限が続くことになるでしょう。
(疫病に関する詳しいことは、下記のブログに書いています)
https://fortune-teller-fumiko.com/fortune/covid-19-pandemic/
社会的な隔離と自由を奪われた私たちは、日常生活や働き方、生き方の価値観が変わろうとしています。
一度離れた価値観は、元の生活を取り戻しても、価値の再構築が心理的に始まるため
今までと同じ価値観では生きていけないのです。
「何が必要で、何が不要なのか、誰が正しくて、誰が嘘を言っているのか」
自分にとっての本質、本物だけを残す選択を求められ、そのための「生き方改革」を
迫られています。
2020年12月から本格的に始まる水瓶座時代は、物質消費時代ではなく意識や波動の世界であり
起こる出来事は自分が意識を向けた結果である、という世界です。
水瓶座の世界は、人々の意識は肉体だけが自分ではなく、全てが繋がっているという
波動や意識の世界、4次元~5次元へとシフトする世界でもあります。
過ぎ去った出来事や過去にとらわれず、 この先の未来に意識を向けすぎるのでもなく
今できることを精一杯して、結果を気にしすぎず、自然の流れに任せるスタンスで生きる時代です。
学歴も経歴も資格も通用しなくなる、個性だけが武器になる社会の始まりです。
既存の信念や執着を手放し、自由で軽やかに生きる。
そのためには、 持って生まれた自分の資質と才能を磨き、好きなことを徹底的に極めていく人だけが
生き残っていく時代が始まるのです。
おしまい
個人的に適職や運勢を知りたいという方は、下記よりご連絡をお願いいたします。
下記のEmailか、お申込みからご予約をお待ちしております。
(当面は、スカイプかメール鑑定のみです)
E-mail: kaiun596@gmail.com
https://fortune-teller-fumiko.com/fortune/request/