アドラー心理学から現実を変えれば未来が変わる
週末、占星術女子会がありました
そこでは、アドラー心理学を利用して
個人の記憶(早期回想)から、自身のどこに問題があるのか
どうやればうまくエネルギーが流れるのか
ということをホロスコープから分析しました
アドラー心理学は、フロイトと比較されるようですが
その特徴は、過去の記憶は重要視しないため
掘り起こされたくもない過去の傷に触れられるような
辛い感情を伴うリスクがありません
また、今自分が思っている信念体系から
生きていく上で何を大切に思い
どのように現実世界を捉えているのかということを確認します
そこから何をどう変えて、どのように活かしていけばよいか
という分析につなげられるメリットがあります
そもそも人の記憶や信念体系というのは
両親からの影響をうけていることが多く
大人になっても、無意識に幼少期の体験からきた信念体系により
考え、行動しているパターンが多いようです
人の記憶というのは、実は真実よりも自分に都合が良いもの
思い出す必要があるもの、自分に役立つと感じるものだけを
選択している可能性があります
今現在、早期回想として思い出せることは
今現在の自分に必要とする記憶であり
もしかすると1年後、3年後には別のことを思い出す可能性があります
ですから、今行き詰まりを感じているような場合には
それに関する問題や解決法に関する記憶を
無意識に選んでいる可能性があるでしょう
これって、池井戸ドラマで野球部のコーチが部員に対して
「自分を救えるのは自分だけだ!」と言っていましたが
自分に都合がよい記憶から、分を救えるのかもしれません
たとえ、ホロスコープ分析ができなくても
自分が無意識に思っていることを知ることで
何かヒントが見つかるかもしれません
自分が物事をどのように捉えて、選択するのかで結果が異なるわけですから
早期回想することで、過去の過ちや、失敗、後悔も問題にならないかもしれません
現在を変えれば未来は変わるのですから
どこを強化したら良いのか手がかりを探せるヒントになることもあります
早期回想法する場合は
・10歳くらいまでの古い記憶で、ありありと視覚化できるものを考えてみます
・何歳くらいで、どこで、どんなことをしているのか
・具体的に最初から最後までストーリーとして思い出せること
・どんなことを感じていたのか
・視覚的に思い出せることが大切です
今日は、少し難しかったかもしれませんね