コロナウィルスは世界が変わるきっかけにすぎない
2019年11月に武漢で発生したコロナウイルスは、世界中に感染拡大を引き起こした後
2020年4月に入り、欧米の感染者と死者数の推移から、感染拡大は頭打ちして見えたものの
早急にワクチンか出てこない限りは、世界中で断続的な制限が続くことになり
経済が停滞して、倒産やリストラに追い込まれる会社がかなり出てくることになるでしょう。
コロナウィルスの本格的な収束は、2022年〜2023年と言われていますが
フランスのマクロン大統領が「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な流行)には
資本主義を作り変える力がある」と語るように
2020年に始まった、山羊座土星、冥王星、木星のトリプルコンジャンクションによる資本主義の再構築は
2023年に冥王星が水瓶座へ入る前には、さまざまな破壊と再生が完了しそうです。
土星は、 安定、社会の秩序だけでなく、 余計なものを減らし、本当に必要なものしか残さない天体ですが
そんな土星が山羊座から水瓶座土星に移動して、牡牛座天王星とスクエアになった前後で
世界中で国境封鎖、人の移動の制限、鎖国状態が始まり、日常生活に制限がかかりました。
日本国内でも緊急事態宣言が全国に拡大され、仕事はテレワークや自宅待機へと移行していますが
社会から断絶された生活の中で、企業や個人の意識も大きく変わっていきそうです。
この流れは、これまでの生活や働き方、アイデンティティ(自分らしさ)を見直す時期に
入ったということです。
ここで、山羊座土星から水瓶座土星へと、移行期の過去の出来事を占星術で振り返ります。
過去の山羊座から水瓶座への移行期の出来事
土星は30年かけて、牡羊座から魚座までホロスコープを一周しますが
2017年12月から2020年3月まで山羊座にいた土星は、2020年3月22日に水瓶座に入り
7月2日に逆戻りして山羊座に入った後、 12月17日からは本格的に水瓶座に入って木星と重なり
水瓶座のグレートコンジャンクションを始めます。
その後2023年3月7日に魚座に移動するまでの間は、水瓶座土星が世の中に影響を与えるでしょう。
ですが、過去に土星が山羊座から水瓶座に移行するときには、権力争いや不況によって
ある国が崩壊して国民の日常生活が壊れ、既存の資本主義がリセットされる出来事が起こっています。
- 1932年: 1929年アメリカ発の深刻な世界恐慌が始まり、ドイツではナチス党が第一党で躍進
日本では5.15事件により犬養毅総理が暗殺される - 1962年:ドイツでベルリンの壁が設置、キューバ危機により米ソ対立で核戦争危機が 世界中に高まる
- 1991年:アラブ諸国の石油利権が原因で 湾岸戦争勃発、ソビエト崩壊、日本ではバブルがはじける
- 2020年:米中貿易戦争、イギリスのEU離脱、新型コロナウィルスで世界中が一時的に国交断絶
山羊座土星は、国や社会、組織のシステムを 確立して、 システムが滞りなく回るように促し
組織のために個人を犠牲にして結果を出します。権力や実績が一番大切です。
一方水瓶座土星は、自由と平等のために戦い、調和と共存を定着させながら個性を尊重します。
また、山羊座土星時代の出来事を否定した上で、時代にあった個の共同体的な組織を作ります。
世界の資本主義は、土星の30年周期の中で、既存の社会の在り方を一旦、極限まで制限、削減した後
時代に合うようにリセットされていくのです。
ですが、既存の社会の破壊と再生からくる再構築は、いつの時代も土星の背後で冥王星や天王星、海王星による
アスペクトが関与しています。
2020年の水瓶座コンジャンクションは牡牛座天王星がカギとなる
2020年の個性と自由と平等の実現に向けた水瓶座時代(風の時代)への移行期には
牡牛座天王星のスクエアが関与してきます。
水瓶座の支配星は、天王星であり、また土星ですから、新種のウィルスやテクノロジーによって
牡牛座の既存の価値観を、時代に合う新しい価値観へと変革させる「価値の再創造」が始まります。
土星と天王星が作るスクエアは、未来に向けて通用しないものをリストラし、時代にあった価値を
提供することを求めます。
これから、本格的に時代に合わないシステムや企業、人は淘汰されていくでしょう。
牡牛座(地のエレメント)による「今あるもの」を利用して
水瓶座(風のエレメント)による 国籍、年齢、性別を問わない多種多様的な視点を取り入れ創意工夫して
社会に合う価値観を生み出していける企業や人だけが生き残っていけるのです。
地の時代から風の時代への移行期は、コロナウィルスの世界的感染拡大を通して
既存の資本主義を崩壊させ、人々の日常生活を制限し、社会との断絶という強硬手段を強いることで
次に始まる時代に向けた「価値観の刷新」が始まっただけです。
人は「必要に迫られないと動かない」と言う行動原理を、天体は知っているかのように
出来事や状況、人間関係を通して、私たちを揺さぶり行動へと誘導してきます。
天体は、最低限の行動範囲の中で、経済的に苦しい状況に追いやられている今こそ
未来のために生き残りをかけて、何らかの代替案を生み出す必要を求めているのです。
時代は、消費社会から共有社会、富の不平等から平等へとシフトを始めました。
水瓶座土星から次のテクノロジーが社会に定着する
2020年3月に土星が水瓶座に入り、牡牛座天王星とスクエアになって「リストラアスペクト」が発動されると
コロナウィルス感染防止のために、世界中の人々は制限や制約の中でこれまでと同じ生活が
送れなくなりました。
過去の歴史が繰り返すように、既存の資本主義を破壊させて、時代にあった社会システムを生み出すために
人々の価値観を「書き換える」準備が始まったのです。
今はその準備期間に過ぎず、2020年12月からは、本格的にリストラアスペクトが社会に効いてきますから
コロナ問題をきっかけにした次の展開によって、人々の意識が変わり、生活や消費も変わっていくでしょう。
行き過ぎた権力主義、民衆を苦しめる暴君政治、世界の10%に偏る富の不平等など偏った資本主義は
改革され、不正や権力集中が再編されることになります。
誰もが個性を発揮して、共通の目的でつながって仕事をする時代がやってくるでしょう。
現在のコロナウイルス感染防止のため、リスク回避として行われてきた施策のいくつかは
収束後も世の中に定着してくるでしょう。
たとえば
24時間営業の廃止、キャッシュレス化、インターネットによる遠隔講義、医療機関でのロボット活用
WEB問診、ドライブスルーによる検査やテイクアウト、国によるベーシックインカムの配給など
ある仕事が機械化されていくことになるのです。
この段階を経た後には、人工知能(AI)が入った家電を使うことが当たり前になり
仕事やサービス、消費が変わっていきます。
店舗の買い物は無人レジ、ドローンによる運送、自動車だけでなく入場は自動化
病院では遠隔治療やVR手術が主流となり、遺伝子操作によるデザイナーズベイビーの誕生や治療
クローン人間との共存、デジタル通貨によるATM廃止や現金使用が終わる時代がやってくるでしょう。
やがては、テクノロジーによって人は管理され、人工知能が人間の知能を超えて、クローンが支配者となり
国を統治する時代がやってくるかもしれません。
水瓶座時代は個性を社会に活かす
水瓶座時代は、個性を社会に活かし、共通の信念や目的でつながるグループと共に生きていく社会が
始まりますから、コロナ問題を通して、システム化が進み、家電だけでなく職場にもAIが普及してくると
人間がしてきた仕事が奪われていきます。
これを私たちが実感するのは、2023年に冥王星が水瓶座へ、2025年に天王星が双子座に入った頃です。
水瓶座社会では、テクノロジーやAIを活用しながら、個性を活かした仕事をすることが生き残るカギです。
個性を社会に出して稼ぐことが主流になるため、個性競争からくる収入の格差が始まります。
会社の中で自分で考えたり、業務の効率化を図らず、言われたことだけをやる仕事をしている人は
やがて淘汰されていきます。
今、コロナ問題によって、私たちは当たり前に過ごしていた日常生活が奪われ「生き残る」ために
社会と断絶し閉ざされた世界での生活を強いられています。
一人の時間を時間を持て余して、テレビやNetflix、Youtubuやtwitter、ネットサーフィン、SNSなどに
長時間時間を費やしている人は要注意です。
これらは、アメリカの政策に操られているだけで、娯楽のたれ流しにすぎず、未来につながらないばかりか
考える力を奪い、個性を見いだせず、個性を仕事に活かせないまま働く生活になり
過酷な過渡期を乗り越えられないかもしれません。
(3S政策はこちら↓)
https://ja.wikipedia.org/wiki/3S政策
今、1人の時間で考えることは、未来のために自分のもつ資質や才能を社会に発揮し、何を強みとして
不足をどう補い、必要な知識を高める勉強や情報収集をして、時代に沿った生き方をするための
自己変革、自己進化を始める時なのです。
時代は動き出したのですから、もとの生活には戻れないということを自覚しましょう!
おしまい
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