風の時代の生き方①平成から令和に向けて意識改革が必要

経済のグローバル化で社会システムが大きく変わる

平成から新天皇の即位の儀も終わり、本格的に令和時代が始まりました。

 

2019年GWと新元号で日本がざわめく中、経団連会長は

「終身雇用を前提に、企業運営、事業活動考えることは限界に来ている」

と語りました。

経済のグローバル化とテクノロジーの進化で、世界的競争に巻き込まれる

日本の大企業は「もはや、従業員の雇用は守れないと」言い始めたのです。

 

「いま急に、仕事がなくなる」ことはなくても、大企業も副業解禁、年金不足問題など

再構築の波は、じわじわと私たちの生活を脅かし始めていることを、自覚しなければなりません。

 

実際、9月にはキリンホールディングスやセブン&アイは、最高益をだしているにも関わらず

早期退職を募りはじめました。

 

大企業に勤めていても、終身雇用の確保が不透明になるだけでなく

政府の働き方改革によって働き方も変わり、給与は頭打ちとなり

税金だけが上がる世の中が、本格的に始まるのです。

平成の現状維持から、本格的に「生活の厳しさが増す」であろう時代が令和なのです。

 

新時代が始まり、こからどのような時代がやってくるのか、期待と不安が入り混じる中

あなたはどのような人生を作っていきたいのでしょうか?

 

占星術では、時間を過去から現在、未来に進めることで

過去の事例と天体配置を確認することができます。

 

過去にどんな出来事があり、その後の時代の変化を知ることは

これから先、どんなことを意識して、どう備えていくことが、よりよい未来につながるのか

これからの時代生き抜くヒントになるようなことを、お伝えできればと思います。

 

 

平成時代の出来事をを振り返ってみると

平成時代は、昭和天皇の崩御によって、元号が変わりましたが

その期間は、1989年1月8日から2019年4月30日です。

この平成時代には、大きな戦争はなかったものの、様々な出来事がありました。

 

海外では

ベルリンの壁崩壊でグローバル化が始まり

ITバブル崩壊、世界同時多発テロ、サブプライムローンからリーマンショック

GAFAの台頭、ギリシャ危機、トランプ大統領就任、ブリグジット、 米朝会談

 

日本国内では

バブルがはじけ就職氷河期、引きこもり問題、ワーキングプア

東日本大震災、派遣切り、少子高齢化、成果主義、働き方改革、慰安婦問題

 

経済面では、リーマンショック以降、世界同時不況を防ぐため

アメリカやヨーロッパ、日本で金融緩和が行われ、株価は右肩上がりに上がり

仮想通貨と共に、国内でも億り人が多く出てきました。

 

IT分野では、GAFAと呼ばれるGoogle、 Apple、 Facebook、 Amazonが台頭してきて

インターネットと SNSなどテクノロジーの進歩によって、国境の壁が崩れ

世界がつながり、世界中の出来事や情報を日常的に知ることができる時代に入りました。

 

ですが、その終焉を予測したのは、IMF(国際通貨基金)による世界経済の見通しは

「2019年、景気が下向く」という発表でした。

 

実際、株価に影響が出始めたきっかけは、2018年11月

アメリカによる中国企業ファーウェイ役員逮捕に始まり、米中貿易戦争が表面化してからです。

 

12月には、アメリカ株は3,093ドル大幅下落し、日本株は一時期19,000円割れを起こし

リーマンショック級の世界同時株安を、覚悟しなければならないと噂されていました。

 

平成の30年間は、グローバル化とテクノロジーの進歩で、私たちの生活は便利になりました、

ですがその間、日本の大企業がやってきたことは、既存ビジネスモデルの維持、経営統合による事業を拡大

生産拠点を海外に移して、輸出依存型で利益を上げるビジネスが中心でした。

ゼロから何かを創り上げることをやってこなかったのです。

 

「モノづくりジャパン」と言われていた日本の企業は、IT、携帯、音楽プレーヤーなど

アメリカに後れをとり、価格競争では中国にシェアを奪われたのも平成でした。

 

政府も、少子高齢化も対策を打たなかったので、年金受給年齢は上がるか、減給となり

最近では、年金だけでは足りず、個人で2000万円が必要とまで言い始めています。

 

グローバル化とテクノロジーによって、日本の終身雇用が終焉を迎えました。

そんな中、平成元年に消費税3%が始まり、平成9年に5%、平成26年に8%へと増税時代が

始まり、デフレが進行したのも平成でした。

 

これらが平成時代に起こった出来事です。

平成時代の出来事を天体配置で振り返る

過去の天体配置と出来事を知っておくことは、次に同じ配置が起こったなら

未来に起こり得る変化の兆しが、形を変えて起こりえる可能性があります。

 

ここで、平成時代の天体配置と出来事を確認しておきます。

占星術では、土星、天王星、海王星、冥王星のハードアスペクトが重なると

政治、経済、金融セクターに、試練や困難、崩壊が起こり得ると言われています。

 

大きな出来事の陰には、必ず安定を守る土星を、外惑星である(海王星、天王星、冥王星)

が凶角を作って、既存のものを壊してきた歴史があります。

 

例えは

  • 1989年:ベルリンの壁が崩壊→山羊座で土星と海王星がコンジャンクション(凶角)
  • 2000年:It バブルが弾ける→牡牛座土星と水瓶座天王星のスクエア(凶角)
  • 2001年:世界同時多発テロ→ 双子座 土星と射手座冥王星のオポジション(凶角)
  • 2008年:サブプライムローンを発端にリーマンショック→乙女座土星と魚座天王星のスクエア(凶角)
  • 2011年:東日本大震災→魚座から牡羊座に天王星前が移動する前日

 

2011年以降は、山羊座冥王星と牡羊座天王星によるカーディナルスクエアが始まり

アラブの春革命、、IS が世界中に恐怖を与え、トランプ大統領誕生し、イギリスが EU脱退を表明。

日本では政権が変わったり、改憲、働き方改革、天皇の生前退位。

 

私たちの生活は、GAFAによるSNS、ネットショッピング、携帯を通じて

世界中の出来事や人々の暮らし、情報を共有することが可能になりました。

 

「私らしさ、個の発信」という個人の主張が目立ち始め、ツイッターやインスタ、フェイスブックが

テレビ、広告、本屋よりも利用されるようになりました。

 

令和時代に生き残るには、価値を生み出せるかどうかで決まる

政府は、少子高齢化対策として、2025年までに、外国労働者50万人増を発表しました。

これから、安い労働力が国内に入ってくるので、単純労働は、単価が下がり、外国人が主役になってきます。

実際、コンビニ、企業の清掃作業は、外国人が担っていることが多くなりました。

 

また、経済のグローバル競争激化で、日本企業も、時間をかけて従業員を育てる余裕がなく

マニュアル化された仕事は、安い労働力か、システム化に取って代わり

従業員の使い捨てが、加速すると予想されます。

 

企業は、終身雇用という普遍的なモデルを止めて、より欧米企業に近い雇用

即戦力採用を加速させる制度へと変わっていくでしょう。

 

ですから、今のあなたの仕事が、誰でもできるものであったり、多くの人ができるものなら

資格があったとしても供給過多となり、いずれは AI か、あなたよりも賃金が安い

労働者に変わる可能性が出てくるのです。

 

ですから、これからの働き方は、あなたにの変わりはいない、あなたにしかできな仕事に価値が出てきます。

 

これからの風の時代を生き抜くためにやるべきこと

社会や企業の中で、仕事を失わずに生き残っていくためには、どうすれば良いのでしょうか?

日本国内では、毎年80万人以上の人口が減少し続けます。

 

企業は、国内需要ではなく、これまで以上に海外に打って出ていく必要があるので

世界規模で、ビジネスができる人材が求められます。

 

発想の転換が得意で、先入観にとらわれず、新しいアイデアを考え、実行できる人。

語学力だけではなく、あなたでなければできないこと、独自の専門性を持ち

仕事上の価値や立場を作っていける人材です。

そうすれば、他人が代用できないため、あなたは企業にとっても、世の中にとっても必要とされるでしょう。

 

20代なら、先輩の真似をするだけではなく、学ぶ意欲が高く、手取り足取りで教えなくても

自分で勝手に育ってくれるような新卒が求められます。

そんな優秀な新卒でも、発想力、深い知識や経験を身に着ける、才能を磨くには 、長い時間がかかります。

できるだけ早い段階で、自分の適性や得意分野に磨きをかける必要があります。

 

これからの職業選択は、傾斜産業と将来的に可能性がある発展産業

あるいは既存のビジネスモデルの中に、独自性や発想力あることが求められています。

 

令和時代の始まりに起こる天体配置

2019年の天体配置は、下記になります。

  1. 射手座木星と魚座海王星のスクエア(凶角)
  2. 山羊座冥王星と土星によるコンジャンクション(凶角)
  3. 牡牛座天王星が本格的に始まる
  4. 2019年12月には、木星が山羊座に入り、山羊座トリプルコンジャンクションが発生

 

射手座木星と魚座海王星のスクエア(凶角)

射手座木星は、「こうなりたい、こうありたい」という、未来のビジョンを基にして

自分の理想や目標に向かって、様々なことにチャレンジすることで可能性を広げます。

 

射手座は、木星のホームグラウンドなので、これから「12年の 新しいテーマ」の始まりです。

2019年は、新しい自分の可能性と、12年のテーマを探すために

乗り越えるべき意志や信念が試される時です。

 

ですが、理想に向かってチャレンジする射手座木星に、魚座海王星が絡むことで

バブルのように夢や理想が膨らみ、ウソやまやかし、実体のないものに巻き込まれるリスクも潜んでいます。

また、可能性を追求するために能力以上のことをしたり、無理をさせられるようなことも出てくるでしょう。

 

そんな射手座木星と魚座海王星に対して

山羊座土星は行き過ぎを抑え、現実化するためにサポートをしようとしています。

 

あなたの気持ちをワクワクさせるようなこと、未知の世界に挑む中に

あなたの価値をつくる、新しい可能性があるかもしれないのです!

 

山羊座冥王星と土星によるコンジャンクション(凶角)

一方、山羊座土星は、仕事や社会の枠組みを、ちょうど良い状態に最適化しますが

冥王星は、時代に合わない古くなった国家、企業や社会のシステムを刷新するべく

破壊と再生を行います。

 

山羊座土星と冥王星の組み合わせは、グレートリセットと呼ばれ

2017年12月から始まり、2019年~2020年には、その効力が一番発揮されていきます。

現に日本国内では、平成天皇退位により、令和天皇に変わりました。

中国も、アメリカによって、世界における存在力に陰りが出てきています。

 

牡牛座天王星が本格的に始まる

牡牛座は、個人の価値やお金、豊かさを意味しますが

そこに分離と変革、新しい時代意識を育て刺激する天王星が7年間滞在します。

ですから、世の中にある既存の価値観は壊され、それに伴い個人の存在価値も

変化してくるでしょう。

時間をかけて磨かれてきた技術、プロ、職人的な本物志向が

異なるステージで求められ、最新の技術と融合していくことになるでしょう。

所有、お金の概念、現実的な価値観が変えられていきます。

消費増税と共に、本格的にキャシュレスの導入が始まっていますが

これからどんどん、お金に関する概念が変わっていくでしょう。

 

山羊座トリプルコンジャンクション

山羊座は、土地や企業、国家、権力を意味しますが

その山羊座に2008年に冥王星が入り、破壊と再生が始まりました。

2017年冬からは、土星も加わり国家や企業、組織の再構築が行われました。

2018年冬には、拡大の木星が加わることで、未来の可能性のために

再構築が加速していきます。

ここに、牡牛座天王星の力も加わるので、地の時代が強くなります。

土地の問題、国家の存続、企業や銀行の在り方、法律、社会制度に

移民問題が絡んできて、社会全体が大きく変化する年が始まります。

 

未来のためにやること

令和の始まりである2019年は、12年ごとにリセットされる新しいテーマの始まりでもあります。

あなたは、新しいテーマをどのように始めるのでしょうか?

 

日本の優良企業であるトヨタでさえも「終身雇用は難しい局面に入ってきた」

と社長が語り始めているのです。

そんな中、消費税10%が導入されました。

 

2020年は、企業、会社、雇用、年金を始め、災害や外国人問題が絡んできて

既存の仕組みや法律を変えなければならない、これまで以上の厳しい問題がでてくるでしょう。

 

自分は大丈夫という過信をしていると、時代に取り残されて、生活が苦しくなる一方です。

時代に翻弄されない生き方をするためには、状況や他人に振り回されない自分軸が必要です。

 

自分軸とは、あなたの持つ資質、才能、健康、時間といったリソース を実感し

企業の消耗人材として生きるのではなく、自分が好きで興味があることに技術や技能を磨くことです。

時代の変化やニーズを知り、令和時代に求められる人材になることなのです。

 

「給与が良いから、とりあえず生活の為」に仕事をしているなら

空いた時間に、あなたの強みを再確認し、技術を磨き、自己価値を高める

未来の自分のための仕事を探す時です。

 

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